今後懸念される“ギャンブル依存症”の拡大…抜け出せないメカニズムと治療方法 (3/3ページ)
身近な人がギャンブル依存症になった場合の対応

ギャンブルで作った借金の肩代わりをしたり、本人の代わりに周囲に謝罪して回ったりする行為が見られる場合もありますが、これはイネイブリングと呼ばれ、ギャンブル依存症による問題をエスカレートさせることにつながります。
ギャンブル依存症の問題があると感じたなら、それを認めて医療機関を早急に受診させるようにするとよいでしょう。 ギャンブル依存症セルフチェック

□ギャンブルの問題を家族や身近な人から指摘されたことがある
□ギャンブルのために、生活費が足りなくなったり、仕事に遅刻するなど生活に支障をきたしたことがある
□ギャンブルをして、本当は負けたのに勝ったと嘘をついたことがある
□ギャンブルをした金額を少なく誰かに伝えたことがある
□ギャンブルをしないほうが良い状況であっても、機会があればしてしまう
最後にひなこ先生から一言

ギャンブル依存症は決して珍しい病気ではなく、周囲にも疑わしく思える人がいらっしゃるかもしれません。
偏見も多い病気ですが、「性格」や「意志の弱さ」などではなく、依存の一つですので、適した治療につなげていくことが回復への近道になりますよ。
(監修:精神科医 ひなこ先生)