慣れ親しんだ地元を離れ、上京してきた人にとって新しい地ではたくさんの発見があるでしょう。中には「なぜ？」と疑問に思い、時には腹が立ってしまうことも。「一生わかり合えない」と思ってしまうこともあるかもしれませんね。生まれ育った環境の変化で仕方がないのかもしれませんが……。そんな東京育ちの人とはわかり合えないと感じた瞬間について上京経験のある大学生に話を聞いてみました。



●「東京育ちの人とはわかり合えない」と感じた瞬間を教えてください。
■時間に厳しい

・5分くらい電車が遅れたくらいで怒る。地元は30分に1回来たらいいほう。5分程度待つのは大したことではない（女性／22歳／大学4年生）

時間に厳しい人が多いイメージがあるという回答も多くありました。のんびりできた地元と比べると、確かに東京に住んでいる人は時間を常に気にしているイメージが強いかもしれません。

■乗り遅れても気にしない

・電車の時間をあまり気にしない。都会は5分に1本電車が来るから（女性／21歳／大学3年生）

電車に1本乗り遅れてしまっても、次の電車がすぐに来るので、この電車に乗らないと大変だという感覚はかなり希薄かも？ 電車の時間に合わせて予定を決めるということも普段の生活の中ではあまりなさそうです。

■カタカナだらけ

・カタカナが多い。何語かわかんない（男性／19歳／大学1年生）

都会の人は何かとカタカナで言ってしまっていることが多いのかも知れません。初めて聞く日本語に戸惑ってしまった経験がある人も少なくないでしょう。

■言葉がきつい？


・東京弁を聞いたとき。言葉がきついから（男性／20歳／大学2年生）

言葉のイントネーションの違いや表現の違いで、東京弁をきついと感じてしまう人もけっこう多いようです。聞き慣れたり、使い慣れたりしてくると、多少は気にならなくなって来るのかも知れませんね。

■修学旅行先にビックリ！

・公立高校でも修学旅行で沖縄に行っていたとき。沖縄に行くのは私立高校のみだったから（女性／19歳／大学1年生）

多くの高校がある東京。修学旅行先もさまざまな場所が個々あるでしょう。東京へ修学旅行に行っていたという都道府県の人からすると驚きの行き先も……。

■遠くないのに……

・歩いて十分なのに遠いとかいう。歩こうよって思う（女性／19歳／大学1年生）

歩いて行けると思っているのに、「遠いからタクシーやバスで行こうよ」って言われてしまうと「なんで……」と思ってしまうことも。交通網が発達している東京ならではなのかもしれません。

いかがでしたか？ 日本の中心地であり、最新技術もたくさん集まっている東京。上京してきた人にとってはたくさんの驚きを感じる場面があるかもしれませんね。

（ファナティック）

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時：2016年12月20日～2016年12月22日
調査人数：地方から上京した大学生男女68人