セックス後の逆立ちは妊娠しやすいってホント?
少しでも妊娠の確率をあげるなら、セックスのあと、腰をあげたり逆立ちをしたりするといいとよく聞きますが、本当のところはどうなのでしょうか? 逆立ちをすることで、精子が卵子に到達しやすくなるのか否か、妊娠したい人にとっては気になるところです。そこで今回は、そんなセックス後の逆立ちにまつわるウソ&ホントに迫りました!
■本日の「ソボクな疑問」 Q.セックス後に逆立ちをすると妊娠しやすいってホント?
<読者の声>
・腰をあげるとは聞きますが、逆立ちは初めて聞きました。(23歳/食品・飲料/営業職) ・精液が入る量は決まっているだろうから、ちがう。(29歳/医薬品・化粧品/秘書・アシスタント職) ・気持ち的には理解できるが、意味がないと聞いたことがある。(34歳/金融・証券/営業職) ・逆さにすると精子が子宮にたどり着くのを助けると聞いたことがある。(28歳/医薬品・化粧品/販売職・サービス系) ・以前、テレビで芸能人夫婦が逆立ちしてできたと聞いたから。(32歳/学校・教育関連/事務系専門職)
■尾西先生のアンサーは!?答えは…… 「ウソ」です!
こうした質問が出るのは、恐らく、子宮の入り口が下側、卵管が上側にあるため、「妊娠するには精子を逆流させないといけないのでは?」という発想から来ているのでしょう。しかし、セックスをすると、膣は精子が遡るように蠕動(ぜんどう)運動をはじめます。さらに、普段は細い膣の奥が広がり、精液をプールできるようにもなります。ですから、わざわざ腰をあげたり、逆立ちをしたりしなくても大丈夫なのです。「逆立ちをしたら妊娠できた」という体験談を聞いたこともあるかと思いますが、それはたまたまでしょう。
なお「精液が入る量は決まっている」というコメントがありますが、そんなことはありません。もちろん、たくさん膣の奥にプールできているほうが妊娠の確率は高まりますが、プールできる広さは女性ごとにちがいますし、男性の精液量も日によって変わります。
妊娠したいと強く願っている人が、なんとか妊娠率をあげようといろいろと工夫されるお気持ちはよくわかります。ですが、先ほども言ったように、人間の体はうまくできていますので、無理して逆立ちをするよりも、まずは自分の体の力を信じてくださいね。
(監修:尾西芳子、取材・文:ヨダヒロコ、撮影:masaco)
※次回の更新は1月14日(土)です。お楽しみに!