木村拓哉の”最大タブー”になぜ触れず?『SMAP×SMAP』最終回への疑念

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Photo by Pixabay
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 2016年末をもって解散となったSMAPの中居正広(44)が、SMAP最後の日となった大晦日12月31日に、レギュラーラジオ番組である『中居正広のSome girl' SMAP』(ニッポン放送)に出演。解散について初めてコメントを残した。「ちょっとお話しましょうか」と切り出した中居正広は、解散について「誰も悪くない」と語り、「労いとかお褒めの言葉をあげて欲しい」「年が明けたらそっとしてあげたい」とメンバーへの気遣いをみせた。

 これまでのファンに対する感謝の気持ちも伝えた中居は、最後に「慎吾、剛、吾郎、木村、SMAP、じゃあね、バイバイ」と声を張り、SMAPとして最後の挨拶。自ら矢面に立つ格好となったSMAP最後の日の職務を全うしたその姿勢に、ファンからは感動のコメントが相次いだ。

 SMAPの5人が揃った最後の仕事となった、12月27日の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)最終回スペシャルでは、『世界に一つだけの花』熱唱時に中居がとったアドリブの振付が話題となっていた。元々中居は、この部分でアドリブをすることが多かったが、この日はSMAPの5人を表していたとSNS上でも大きく話題になったようだ。さらに、歌い終わった後で何度も涙を拭う中居も放送され、それが同放送の瞬間最高視聴率となった。

「中居のアドリブやラジオでの発言などは、リーダーとしてのSMAP愛に溢れ、他のメンバーには真似できないと称賛されました。中居としても、今後は自らSMAPを名乗ることが出来ないという惜別の想いもあったのでしょう。一方で、今後もSMAPの肩書を背負い続ける可能性がある木村拓哉(44)の言動と比較されることも多く、今後がある木村には、今回のようなことは出来ないと指摘する声も多くみられたようです」(芸能関係者)

 現在のイメージでは、何か派手なアクションをとればすぐにやり玉にあがってしまう状況の木村だけに、ジャニーズサイドから「台本以外のことはするな」と指示が飛んでいた可能性はある。木村は恐らくそれに忠実に従ったまでだろう。しかし、中居にも同様の通達があったのは当然のこと。“お咎め”のリスクを踏まえながらも、自らが思う行動をとったからこそ、中居には賛辞が送られているのかもしれない。

■ジャニーズ最大の隠し事?

『SMAP×SMAP』最終回では、森且行(42)の脱退や、稲垣吾郎(43)・草なぎ剛(42)の逮捕や復帰といった、これまでのSMAPのタブー史にも触れる大盤振る舞いの内容となった。しかし、一つだけ触れていないタブーがあるとして、密かな話題を呼んでいるようだ。それが、木村と工藤静香(46)の結婚である。結婚を“おめでたい話”として扱ってもよさそうなものなのだが、ジャニーズからしてみればこれが一番のタブーだったということだ。

「元々ジャニーズの方針で、2人の共演がNGだったのもあるんですが、一連の解散騒動で、すっかり裏切り者扱いとなっていた木村を、陰で操っていたのが工藤とされており、夫婦共々イメージが悪い。最後の最後に“解散の元凶”を想起させる表現だけは、今後の木村のイメージを守る為に絶対に避けたかったということでしょう。他のメンバーのタブーをわざわざ解禁したのも、むしろ木村のクリーンさをアピールするためかもしれません」(芸能関係者)

 現状では他のメンバーもひとまずジャニーズ残留となっているが、SMAPが解散となった今、木村の立場を守るためであれば他のメンバーはいくらでも蹴落としていいと思われているのかもしれない。解散してもなお注目され続けるSMAPから、2017年も目が離せないようだ。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。

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