【プロ野球】ここが変わるぞ、オリックス! 最下位からの巻き返しをはかる2017年の変更ポイント (2/2ページ)

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■京セラドームの人工芝が変わる

 京セラドームの人工芝は、以前から高く跳ねることで知られていた。実際、外野手の前で弾んだボールが、外野手の頭を越して長打になることがたびたびあった。これでは外野手も思いきったプレーをしにくい。

 今回、選手会の要望が通り、人工芝を野球専用のものに変更されることとなった。守備の名手が多いオリックスにとっては、これはいい変更になるに違いない。

■ファーム施設が変わる

 今までは神戸を拠点としていたファーム施設も、今年からは大阪の舞洲(まいしま)に移される。既存の舞洲ベースボールスタジアムの隣に新球場を建設中。さらに室内練習場、選手寮も建設中である。

 舞洲に施設ができると、本拠地の京セラドームに近くなる。昼にファームの試合に出場し、夜のナイトゲームに出ることも楽になる。また、舞洲の練習場は24時間利用可能になるようだ。京セラでの試合の後に舞洲でみっちり練習ができる環境が整った。

■選手会長が変わる

 T-岡田はこのオフ、オリックスと3年契約を結んだ。そして今年より選手会長を伊藤光から引き継いだ。オリックス生え抜き選手のT-岡田は、チームの中心としてのさらなる活躍が期待される。T-岡田は寡黙な選手なので、自らのプレーでチームの選手を引っ張っていくことだろう。

 オリックスは、糸井嘉男がFAで抜け、その後の目立った大きな補強はなかった。オフの動きとしては物足りないかもしれない。しかし、勝利につながる手は確実に打たれている。これが今後のオリックスの勝利に結びついていくことを期待する。

矢上豊(やがみ・ゆたか)
関西在住の山本昌世代。初めてのプロ野球観戦は、今はなき大阪球場での南海対阪急戦と、生粋の関西パ・リーグ党。以来、阪急、オリックス一筋の熱狂的ファン。プロ野球のみならず、関西の大学、社会人などのアマチュア野球も年間を通じて観戦中。
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