小林麻央が“笑顔のテレビ出演”で隠した「乳がん」闘病の過酷な現実

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小林麻央が“笑顔のテレビ出演”で隠した「乳がん」闘病の過酷な現実

 乳がんで闘病中の小林麻央が1月9日放送の密着ドキュメンタリー特番「市川海老蔵に、ござりまする。」(日本テレビ系)に出演。支えになった海老蔵の言葉や、闘病を経て夫婦の絆が強まったと感じた瞬間、献身的に支える海老蔵への感謝の思いなど、1年8カ月にわたる家族の絆と夫婦愛を語っている。

 麻央がテレビカメラの前で語るのは、昨年6月のがん公表後初めてで、彼女みずから提案してインタビューが実現。収録は4日、入院している病室で行われた。

「番組は海老蔵ドキュメンタリー特番の第4弾で、麻央はインタビューを受けた経緯について『結婚前からずっと密着していただいており、私たち家族にとって思い入れのある番組』とブログで明かしています。彼女は黒いショートヘアのウィッグ姿で、黒いリボンがついた上着姿。うっすらアイメークも施し、笑顔で取材に応じています」(テレビ誌ライター)

 麻央や北斗晶など、女性有名人の例がたびたび取り上げられることにより、身近な病気の印象もある乳がん。国立がん研究センターの調査によれば、一昨年新たに乳がんと診断された数は8万9000件を超え、前立腺がんと並んで増大傾向にある。

「ステージIVの麻央さんの場合、抗がん剤やホルモン剤の投与が主となる。薬物療法による処置となる場合、闘病生活は過酷の一言です。ホルモン療法の場合、副作用として、更年期のような症状が出ます。体温が上がり、汗が大量に出る。常にイライラしてしまい、お見舞いに来た家族に対してアタリ散らしてしまったりするなど、非常に厳しい精神状態に陥ることがあります。さらに、髪が抜けてしまうのも女性としては耐えがたい苦痛でしょう」(医療ジャーナリスト)

 現在発売中の「セブンイレブン」限定ムック「Asa‐Jo Premium(アサジョプレミアム)」では、乳がん治療の最前線を特集。ほかのがんとの違いや、治療にかかる費用、胸の復元や手術できないケースなどをわかりやすく解説している。

 麻央の回復を祈りつつ、知識を深めておく機会にしてみてはどうか。

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