はやくも一発屋の気配?ピコ太郎の新曲に海外ファンもガッカリ「失望した」

デイリーニュースオンライン

写真はTwitterより
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 いよいよ毎年恒例となった“一発屋の凋落”が始まるのか。『PPAP』で昨年話題になったピコ太郎(43)が1月7日、新曲『I LIKE OJ』などをYouTube上で発表した。ファンからは失望の声も漏れるなど、徐々に1発屋の“末期症状”が出始めている。

■はやくも一発屋の末期症状…海外ファンもガッカリ

 年末年始は各所で引っ張りダコだったピコ太郎。年末から数々のCMにも出演し始め、露出が急激に増えた。そして年末特需が終わって新年が本格的にスタートした中、新曲『I LIKE OJ』や『NEO SUNGLASSES ENG』を発表した。

 いずれも大ヒット曲『PPAP』と同じく、演奏時間は1分弱と短い。『I LIKE OJ』はピコ太郎が「Orange Juice!!」と連呼して喜び弾けるダンスミュージックに仕上がっており、YouTubeの急上昇ランキング1位になった。

 同動画のコメント欄は荒れ気味。国内外から「まったく面白くない」「1発屋で終わって欲しくない」「なぜパイナップルジュースじゃないんだ。失望した」などと賛否が殺到している。

「本人はフリートーク時のアドリブに強く、頭の回転が早い。2017年の状況も冷静に理解しているはず。新曲はネットでコンスタントに発表するでしょうが、満足している節もある。高望みはしないでしょう」(芸能関係者)

 ピコ太郎の国内人気は、ジャスティン・ビーバー(22)が注目したことで海外人気に火がつき、YouTubeで億単位の再生数を稼ぐなどしてから高まった。『I LIKE OJ』も注目度は高いものの、再生数は約80万回(1月8日現在)。『PPAP』のような大ヒットに発展するかは未知数だ。

 ピコ太郎のように海外人気に支えられたのがきゃりーぱみゅぱみゅ(23)。2011年に発表した『PONPONPON』で1億回以上の再生数を記録し、その後の発表作も数千万回の再生数をキープ。海外でのライブも成功させ、国内でも安定した人気を獲得するに至った。

 それでは、2017年のピコ太郎はどんな動きが予想されるのか。

「“プロデューサーの”古坂大魔王(43)と『ボキャブラ天国』(フジテレビ系)時代からの仲である爆笑問題やネプチューンなどを通じて、しばらくはテレビ需要がありそうです。また他の一発屋芸人と異なり、海外営業もあるかもしれません。勝負は春以降。YouTube動画の再生数の推移や海外人気がカギとなってくるでしょう」(前出・芸能関係者)

 昨年、一躍脚光を集めたピコ太郎。世界へ躍進して人気を維持できるのか、それとも一発屋の呪いに屈してしまうのか。今後の動向も要チェックだ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。

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