Amazonが「空に配送センター」を作る特許? (2/2ページ)
ところが今回特許申請された上空の配送センターからの配達であれば、これらの問題が解決できそうなのだ。
地上の配送センターは一度設置したら、その場所から移動することはできない。しかし、空に浮かんでいる配送センターであれば、需要に応じて位置を変えていくことが可能だ。
また、配達用のドローンも、上空から降りるだけなので省エネタイプの飛行が可能になる。
しかも特許では、このドローンは上空の配送センターにまで戻る必要がなく、最寄りのドローン回収施設にさえ戻れればよいので、バッテリーが節約できる。
地上の回収施設に貯まったドローンは、商品や燃料をの補充用の小型飛行船などのシャトル便でまとめて上空の配送センターに戻される。
ちなみに、このシャトル便には、交代作業員も乗るようだ。空に出勤するという新しい通勤スタイルも生まれる。

source:United States Patent and Trademark Office
■ 可能性は押さえておくというビジネスへの執念
今回の特許は、さすがに様々な規制や安全性の問題も多そうなので、実現するには道のりが遠いだろうが着眼点は面白い。
確かにコンサートやスポーツ観戦、海水浴や登山など、アウトドアを楽しむ人たちの需要に短時間で対応するには「空から」配達することが効率的だ。
とりあえず可能性が少しでもあれば特許として押さえておくという、ビジネスへの執念めいたものを感じさせるAmazonの特許だ。
【参考・画像】
※ United States Patent and Trademark Office
※ Amazon Patent Shows ‘Airborne Fulfillment Center’
※ Amazon Wants Flying Warehouses. Yes, Really