【性病検査レポ】南新宿検査・相談所で「HIV・梅毒検査」を受けてきた!(第一回)

Prie(プリエ)

【性病検査レポ】南新宿検査・相談所で「HIV・梅毒検査」を受けてきた!(第一回)

今回は「南新宿検査・相談室」で、HIVと梅毒の無料検査を受けてきました。南新宿検査・相談室は各線新宿駅から歩いて3分という、とても駅チカな検査所です。

こちらで行っている検査は主にHIVですが、曜日によって同時に梅毒検査も受けられます。一度にふたつの検査を受けられるなんて、面倒くさがりな私にはとてもありがたい!

さて今回の記事では南新宿検査・相談所で受けた、HIV・梅毒検査の流れをご紹介していきます。

まずは電話で事前予約を

南新宿検査・相談室で検査を受けるには、事前予約が必要。まず電話をかけて、予約を取ることにします。

電話応対してくださった方のお話によると、いまは年末のおかげか予約の多い時期であるそう。最短で一週間後に空きがあったので、そのまま予約しました。

匿名検査のため、このときに伝えられる3ケタの番号・予約日時が名前代わりになるのだそう。

さらに、事前に確認しておきたいのはこのふたつ。

性病感染が疑わしいタイミングから2ヶ月以上たっているか 検査結果は書面発行できないこと(口頭で伝えられるのみ)

必要な持ち物はなく、カラダひとつで受けられます。費用ももちろんゼロ。無事に予約を取れたら、時間どおりに検査所へ行きましょう!

いざHIV・梅毒検査! 所要時間はおよそ20分ほど

「南新宿検査・相談室」に到着! 場所はJR新宿駅南口より、歩いておよそ5分ほど。甲州街道を初台方面に下っていき、大きな交差点を左に曲がると、左手に「東京南新宿ビル」が見えてきます。

新宿駅から徒歩3分・東京南新宿ビル。南新宿検査・相談所は3階にあります。

【HIV・梅毒検査の流れ】①受付で「予約日時」「3ケタの番号」を伝える

南新宿検査・相談所の入り口。正面にはさまざまな情報が載っているフリーペーパーが設置されています。

到着したら、まずは受付で予約日時・3ケタの番号を伝えます。すると記入用紙が手渡されるので、それぞれに必要なことを書き入れます。また、このとき受付の方に指示に従って、結果を聞く日程の予約も取っておきます。

記入するのは、ざっとこのあたりの情報。

任意の4ケタの数字 年齢 性別 検査結果を聞く希望日時

アンケート用紙に記入するのは、こちらの設問について。

以前、こちらで検査したことはあるか 以前、このような検査を受けたことはあるか 採血で具合が悪くなったことはあるか 性病感染が疑わしいタイミングから2ヶ月以上たっているか 性交渉からの性病感染が疑わしい場合、その相手は同性か、または異性か

記入を終えた用紙は受付へ戻し、番号札を取って待ちます。

【HIV・梅毒検査の流れ】②ガイダンスを聞く・質問をする

呼ばれたら別室へ移動して、今日の検査の流れを説明してもらいます。

このときに「南新宿検査・相談室では、決まった曜日に相談やカウンセリングを行っている」との案内がありました。「病気・治療のこと」はもちろん、「自分が感染したらどうすれば?」「友人が感染したらどんな対応をすればいい?」という相談にも乗ってもらえます。

カウンセリングは専門医師、カウンセラーによって行われます。病気についての専門的なお話を聞きたいなら医師に、また自分やまわりの人がかかったときの対処法を聞きたいならカウンセラーに……と、相談する相手を選ぶこともできるのだそう。

さて、ひととおりのガイダンスを受けて疑問や不安を解消したら、いよいよ採血です!

【HIV・梅毒検査の流れ】③採血

私、痛みには弱いほうではありませんが……。やはり針を刺される瞬間は、いつも緊張してしまいます。(笑)

採血をしてくださるのは、和やかな雰囲気の女性。雑談をまじえてリラックスさせてくれるのがありがたいですね。なお採血直前には、針が新品未開封であることを確認できます。採血担当の方のお話によると、ときおり「使い回しの針なんじゃないか?」という質問があるため、目の前で新品の針を開封するのだとか。

採血量はおよそ5ミリリットル。コーヒーフレッシュ1個分と同じぐらいの量ですね。採血が終わったらガーゼで5分ほど押さえて、血が止まるのを待ちます。その日は大きめの荷物を持っていた私。「採血した腕で重い荷物を持つと、内出血してしまうこともあるから」ということで、ありがたいことに採血担当の方が待合室まで運んでくださいました。

血が止まったら小さめのばんそうこうを貼り、ガーゼを捨てて終了。受付からここまで、かかった時間はおよそ20分ほど。完全予約制なので待ち時間もほとんどなく、この一連の流れはあっという間に感じました。

検査結果は一週間後に

結果が出るのは、検査から一週間後。しかし予約が埋まっていたため、私が結果を聞くことになるのは検査から二週間後になりました。「まさか自分がかかってるわけ、ないよね?」とは思うものの、やはりどこか緊張してしまうのも事実。しかし性病に感染したまま知らずにいるほうが、より恐ろしいものですよね。

検査結果を伝えられるタイミングで、性病についての相談受付も行っているのだそう。もし不安なことがあれば質問できるので、この機会になんでも聞いて、不安を解消してしまいましょう! なお検査結果は、検査日に受け取った「検査申込書(受験者控)」を持っていないと聞くことができません。当日は必ず持って行くように気をつけましょう。

なお南新宿検査・相談室では、6月と12月の年二回「HIV・梅毒と同時に、性器クラミジア・淋病検査を受けられる」というキャンペーンを行っているのだそう。性器クラミジア・淋病検査は、自分で尿を採取しての検査になります。一度の手間で多くの検査を受けられるのは、日ごろなにかと忙しい人にとってはありがたいことですよね。次回は2017年6月に行われる予定だそうなので、そちらもぜひ受けてみたいな……と考えているところです。

文:カサイユウ

「この記事について」
特定の治療方法や医学的な考え方・評価をすすめるものではありません。
あくまでも病気に関する理解や知識を深めるための参考材料としてご利用ください。

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