2016年に成功したハリウッド映画の5つのトレンドとは? (2/3ページ)
『スター・ウォーズ』シリーズにマーベル、ピクサー、ディズニー作品の実写版リメイクなどをひっさげて、ディズニーは複数の勝利の方程式に基づいて2016年は世界中で70億ドル(約8100億円)以上の興行収入を叩き出している。
ディズニーは10億ドル越えの映画を4本生み出し、年間トップテンのうち6本を占めている。全作品がヒットしたわけではなく、『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』や『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は大失敗に終わっているが、大ヒット作品の数々がコケた作品の損失をカバーして余りある利益を生んでいる。
3.中国
2016年夏に『ウォークラフト』が大コケしたのは覚えているだろうか? アメリカでは470万ドル(約5.4億円)しか稼ぎだせなかったこの作品だが、世界的には3億8600万ドル(約447億円)もの大ヒット作となっている。
この興行収入のうち、大部分を占めるのが中国の2億2100万ドル(約255億円)で、ハリウッドが製作している映画のラインナップを見る限り、今では中国市場の映画の好みの方が、アメリカ国内の好みよりも重視される傾向にあるようだ。もちろん、次期大統領のトランプが中国との貿易で全方位に保護主義を発動すれば、中国はハリウッド作品の輸入制限という形で対応する可能性もあるため、『ウォークラフト』のような作品が製作されるのは減少するだろう。
4.しゃべる動物の映画
『ファインディング・ドリー』に『ペット』、『ジャングル・ブック』、『ズートピア』が2016年の年間トップテンに入っている。