【プロ野球】胃がんからの復帰祈願。がんばれ! 赤松真人!! 大病から復帰した選手たちに続け (2/2ページ)
■奇跡のオールスターゲーム出場
脳腫瘍から復活した選手は他にもいる。一昨年、45歳の若さでこの世を去った盛田幸妃(元近鉄ほか)もまた不屈の闘志で病に勝ったひとりだ。
盛田は近鉄在籍時の1998年に脳腫瘍が発覚。医師からは「スポーツ脳という部分に腫瘍があるため、野球選手としての復帰は諦めたほうがいい」という厳しい診断を受けてしまう。
しかし、復活への強い意志と、懸命のリハビリで驚異的な回復を見せ、術後に残っていた右足のしびれを克服。翌1999年8月には2軍戦に登板。最終戦には1軍復帰を成し遂げたのだった。
2000年は2軍での登板に終始したが、2001年には本格的にカムバック。リリーフとして34試合に登板し、近鉄の優勝に貢献した。この年のハイライトは、中継ぎ部門でファン投票1位を獲得し、3度目のオールスターゲームへの出場を果たしたことだろう。大病を克服し、オールスターゲームという夢舞台で躍動した姿は多くの人々に感動と勇気を与えた。
■連覇に欠かせない切り札に
ほかにも大病から復活した選手は多くいる。昨年、安達了一が(オリックス)、厚生労働省が特定難病性疾患に指定している潰瘍性大腸炎から復活したのは記憶に新しい。
また、大隣憲司(ソフトバンク)は2013年に黄色靭帯骨化症という難病にかかり手術を受けるも克服。2014年に1軍復帰を果たし、勝利を収めている。
これらの選手達以外にも多くの選手が病気やケガを不屈の闘志で克服し、グラウンドに戻ってきている。赤松も彼らのようにグランドに戻ってきてほしい。そして、あの華麗な守備と走塁を再び見たい。赤松は広島のリーグ連覇に欠かすことができない切り札なのだから。
ファンは皆赤松の復帰を信じている。そして、待っている。がんばれ赤松!
文=井上智博(いのうえ・ともひろ)