渡辺謙「降板寸前」ブロードウェイ挑戦の苦悩を吐露 (1/2ページ)

日刊大衆

渡辺謙「降板寸前」ブロードウェイ挑戦の苦悩を吐露

 俳優の渡辺謙(57)が、1月7日に放送された番組『サワコの朝』(TBS系)に出演。司会の阿川佐和子(63)を相手に、知られざるブロードウェイでの苦悩について語る場面があった。

 渡辺といえば43歳のときにトム・クルーズ(54)主演の『ラストサムライ』にてハリウッド映画デビューし演技力が評価され、その後も『バットマンビギンズ』などといった大作に次々と出演。さらに55歳でブロードウェイ・ミュージカルに挑戦。2015年にミュージカル不朽の名作『王様と私』で主演を務め、日本人俳優として初めてトニー賞ミュージカル主演男優賞にノミネートされた。

 しかしまったく経験のない歌やダンス、100ページを超える英語の台本にかなり苦しんだという渡辺。早口言葉のような歌のマスターに苦戦した日々だったというが、本公演の1ヶ月前から行われるプレビュー公演のときに、ピンチが訪れたという。ちなみにプレビュー公演とは、客を入れてテストしながら、演出を微調整するという試験公演のこと。

 そのプレビュー公演の最中、あるシーンをなくす変更があったのだが、渡辺はその変更がしっくりこなかった。「第二幕につながらないような気がしたんですよ、そこ落としちゃうと。とりあえず一回やってみようという言葉にほだされて、やったら、その日の公演がガッタガタになっちゃって」。まったく二幕に気持ちが入らない状態になり、最終幕までいってしまい、その日は落ち込んで、メイクも落とさずに、幕が降りたらそのまま着替えて家に帰り泣いてしまうほどだったという。「ほんとにね、“ちょっとヤバいな。明日チケットを買おうかな、飛行機の”っていうぐらい」と帰国を考えたことも告白した。

 しかし渡辺はその日の夜中、演出家に「明日もう一度、戻して稽古させてくれないか」とメール。相手役を務める女優のケリー・オハラ(40)も「あなたがそんなことで落ち込む必要はまったくない。私たちのキングはあなたしかいないんだから」とメールをくれたので、気を取り直して次の日に劇場の楽屋へ行くと、共演者やスタッフからも手紙が多数届いており、そのおかげでなんとか乗り切れたという。

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