【プロ野球】陽川尚将と植田海。2017年にブレイクする阪神の若手野手はこの2人だ! (2/2ページ)
■守備・走塁のスペシャリスト植田海
昨シーズン、ブレイクした北條史也が脅威に感じているのは鳥谷敬ではないかもしれない。
今シーズンの春季キャンプでも、北條は鳥谷と熾烈な正遊撃手の争いを演じることになる。
しかし、鳥谷とのポジション争いは、今シーズンである程度決着はつきそうだ。むしろ、背後に迫ってきている「守備・走塁のスペシャリスト」がやっかいだ。
このスペシャリストとは植田海。今年、成人式を迎えた期待の若虎だ。
植田は、昨年の第1回WBSC U-23ワールドカップで代表チームに選出され、優勝メンバーとなった。大会では、2番・遊撃でスタメンに名を連ね、通算打率.300を残したほか、6個の盗塁を決めて盗塁王にも輝いた。
そういう意味では、今春の宜野座キャンプで、もっとも勢いに乗って沖縄入りする選手かもしれない。
守備範囲の広さ、グラブさばき、捕ってから投げるまでの素早い動き、どれをとっても1軍レベル。いや、それ以上のものを持つ植田。そして、最大の武器である走塁は北條の比ではない。
植田の起用方法は「成長次第」というところだが、植田がブレイクすると、やはりチームは勢いづき面白くなる。
■阪神がリーグ優勝するためには
それぞれ、一芸に秀でた陽川と植田。
両者ともレギュラー奪取までの道のりはそうたやすくないものの、ブレイクして欲しい選手だ。
2016年は高山、原口、北條が金本監督の期待に応えたものの、チームは4位に甘んじた。
そして2017年、陽川と植田以外にも若手選手が台頭してくれば、阪神の12年ぶりのリーグ優勝も現実味を帯びてくるのだが……。
- まろ麻呂
- 企業コンサルタントに携わった経験を活かし、子供のころから愛してやまない野球を、鋭い視点と深い洞察力で見つめる。「野球をよりわかりやすく、より面白く観るには!」をモットーに、日々書き綴っている。