偶然惹かれたわけではない。人は遺伝子によって操作され、自分に似た人を生涯のパートナーに選ぶ(オーストラリア研究) (3/3ページ)

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■ 子孫に受け継がれる遺伝子を人は本能的に見極めている



 こうした発見は、配偶行動が「人間における特質のゲノム構造に影響する」ということを示唆している。選択的配偶行動は、身長といった特性が子孫に受け継がれる可能性を高める。同じ家系においては身長などの身体的特性であろうが、統合失調症のような病気であろうが、ある特質が継承されている可能性が高い、と予測する遺伝モデルに対して意味合いを持っている。

 次の研究は、夫婦間のIQや政治的志向などの行動的特質、さらには精神疾患の傾向が似ている理由を探ることだという。

 行動遺伝学者のロバート・プロミン氏によると、この研究は自閉症、統合失調症、ADHDを持つ者同士が結婚する傾向があることを暗示しているという。今回使用された新しい手法を応用して、そうした選択もやはりDNAに根ざしたものであるかが調査される。

 なおロビンソン氏の妻もまた博士号持ちで身長が高く、似た者同士なのだそうだ。

 もちろんどんな研究にも例外はある。だが自分がパートナーに選んだ相手が自分と似てなくても、間接的に自分に似た遺伝子を所有している可能性は高いということだ。例えばパートナーの身長が低くて、自分の身長が高い場合、パートナーの祖父母や曾祖父母は慎重が高い遺伝子を所有している可能性もある。

 あるいは外見的特徴はあまり似てなくても、内面的に共通の趣味があったり家族環境における教育水準が似ているとか。

 ちなみにパルモの亡き父はかなり細身で背が高かったのだけれど、惹かれる男性はやはり長身だったりする。ファザコン、マザコンとかいうが、父や母に似た人を選んでしまうというのは遺伝子に操作されているのかもしれない。


via:Your choice of a life partner is no accident
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