脚本に難アリ?『嫌われる勇気』惨敗の香里奈が迎える”女優生命の危機” (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■改心みせても、脚本は強引な展開

 懸念はドラマの完成度にあるようだ。キー局社員は語る。

「犯人特定の決め手が、『寒い日にもかかわらず、コートの首元のファーを取り外して着ていたから』という説得力の弱さ。この程度の理屈で、事件解決に結びつけてしまう強引さにびっくりしました。アドラー心理学と全く関係ないです。そもそも、アドラー心理学自体、認知度がいまいちで、視聴者の関心を集めにくい」

 大開脚写真報道直後の囲み取材では「I DON'T KNOW」を繰り返し、「なるべくそういう報道は控えていただけたらうれしいな」と不遜な態度だった香里奈。3年近くが経過し、現在は“嫌われない配慮”をみせながら現場を和ませる──しかし、肝心要の脚本がいまいちでは、お先はなおも暗そうだ。

文・鈴木雄二(すずき・ゆうじ)
※1977年、神奈川県出身。全国紙社会部に在籍し、警察・検察などの事件取材や、ブラック業界、芸能界などの分野を幅広く取材している。主な著書に「警察のすべて」(宝島社刊・共著)がある。
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