日本が誇る伝統工芸「和紙」で作った服を世界へ! (1/2ページ)

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日本が誇る伝統工芸「和紙」で作った服を世界へ!

Photo credit: othree via Visual hunt / CC BY

日本は「紙の国」である。

中国で発明された紙という記録媒体は、人類を大きく進化させた。木簡よりも軽量で、パピルスよりも耐久性に優れている。世界の権力者は、大金を投じて紙職人をヘッドハンティングした。そして我々現代人でもすらも、紙とともに暮らしている。

紙がなければ、人類文明は存在し得ないと言っても過言ではない。


■ 紙と日本人

そんな中、日本人は紙に独特の性質を添加した。

ひとことで言えば、「紙にすべての役割を与えよう」ということだ。

日本文化の本質とは、「本流を凌駕する亜流」である。当初はコピー製品を量産する程度だったものが、いつの間にか独自の研究が加えられてオンリーワンの製品にしてしまう。その代表が、和紙だ。

紙を発明した中国人でさえ、それを衣料目的の繊維にしようとは考えなかった。絹や綿があるのに、なぜわざわざ紙を布にしなくてはならないのか? 世界の誰しもがそう思うはずだ。

ところが、和紙というものは紙本来の「記録媒体」という役割から突出した製品だ。極めて強固な耐久性を持ち、あらゆる用途に転用できる。だからこそ、世界の紙幣が紙からプラスチックへ移行する中で日本銀行のみが紙にこだわり続けている。


■ 和紙で服を作る

クラウドファンディングサイト『Makuake』に、このようなキャンペーンが登場した。

紙製の糸で服を作り、それを世界に配信しようというものだ。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=NF8jBqo82_E]

発案者は大阪市に本社を置く株式会社ZERO。この企業と提携して製品を作るのは、日本国内の工場である。

衣服の縫製は、今や殆どが海外工場で行われる。パキスタンやバングラディシュにはそうした拠点が多く、当然ながら人件費も非常に安い。だが、敢えてそれを選ばず最高品質を追求していこうという構えが見て取れる。

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