サクサク感ゼロの希少な完全ウエット系「江戸前天丼」をガード下で食べる / 天米 (1/3ページ)

東京メインディッシュ

サクサク感ゼロの希少な完全ウエット系「江戸前天丼」をガード下で食べる / 天米

天丼
1050円

天丼は天丼でも、江戸前天丼と呼ばれているジャンルがある。その意味には諸説あるし、どれが正しいと断定できない部分もあるのだが「天ぷらをタレに浸す」工程をさせたものをそう呼ぶことがある。通常の天丼がタレをかけるのに対し、江戸前天丼はタレにくぐらすのだ。

・店主と店員は温かく迎え入れる
そんな江戸前天丼を食べたいなら、JR有楽町駅とJR新橋駅の間にあるガード下の「天米」(東京都千代田区有楽町2-1-10)に行ってみるといいだろう。ここは時流に流されず、徹底して江戸前天丼を守り続けている老舗。常連が多く、一見さんは少ないが、それでも店主と店員は温かく迎え入れてくれる。

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・たっぷりタレを吸い込んだ天ぷら
ここの天丼の特徴は、なんといってもその平坦度(ぺちゃんこ度)である。たっぷりタレを吸い込んだ天ぷらは、クリスピーでサクサクな部分が皆無。あまりにもタレを吸収しすぎて、潰れた状態になっているのだ。

・最高の料理に成り得る可能性
天ぷらは完全にウェットなので、サクサク感を求めているならば、この店で天丼を注文すべきではない。よって、ここの天丼は人を選ぶし、場合によっては低評価を下す人もいるだろう。

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