タトゥー除去症例数1100件以上美容外科医にインタビュー。 カラフルなタトゥーの色素沈着もしっかりきれいに。 体に負担が掛からない「縫縮術」を使った切除法とは (3/4ページ)
この縫縮法なら、小さなタトゥーやレーザーで反応しにくい赤や黄色などのカラフルな刺青は1回で除去可能ですし、傷跡は最小限まで小さくできるので患者さまの体にとって負担の少ない除去法です。
切って縫うというシンプルな方法であるがゆえに、医師にとっては高く安定した技術レベルが問われる縫合術でもあります。タトゥー除去の症例数もおかげさまで1100件を超え、患者さんの体に負担を掛けないこの技術を常に安定したレベルで提供し続けるためにも、日々の鍛錬と研究は欠かせません。
また、施術が終わったらそこで完了ではなく、アフターケアにも注力しています。
術後は体の深部の熱を上昇させて皮膚の回復を早めて腫れや痛みを最小限に抑えることができる「CETインディバ高周波」という高周波温熱療法を導入していますので、軟膏を塗って頂いたり、患部を冷やすといったケアは必要ありません。
その後はとにかく定期的に傷跡の経過を細かく観察し、傷跡が自然な形に落ち着くまで重点的なアフターケアを行っています。診察のゴールは、施術ではありません」
―若い女性の間では、モデルの道端ジェシカさんや今宿麻美さんがうなじや指に入れているような小さなポイント・タトゥーも流行してますよね。
そういったタトゥーを入れてのちのち歳を取ってから後悔した方にも、この切除法なら1回で取れるというのは大きな魅力なのではないでしょうか。
ちなみに、1回で完全に切り取れるサイズは決まっているのでしょうか?
「手足は幅5センチ、指なら4ミリ、体幹は幅5センチ程度までですね。
あとは、おひとりおひとりで皮膚の伸び方が異なりますので、診察して見極めています。
1回で完全に取り切れない場合は、2~3回に分けて連続切除という手もありますよ」
―連続切除! そんな方法もあるんですね。大きなタトゥーでも可能なのでしょうか?
「腕や脚は半周くらいまでのタトゥー、お腹周りだとタトゥーの入っている箇所におへそが近くないことが条件です。胸だと手のひらサイズ、背中や腰ならハガキ大のサイズくらいまでのタトゥーなら、連続切除法が可能です。