今月13日に発売されたの写真週刊誌『フライデー』（講談社）にて、パンクバンド・Hi-STANDARDのギターボーカルである横山健（47）との不倫が報じられたモデルのマギー（24）。同報道に対する業界の“スルー対応”に、再び注目が集まっている。

　二人が出会ったきっかけは、マギーがMCを担当している深夜番組『バズリズム』（日本テレビ系）での共演だという。横山の熱烈なアプローチで、昨年8月から交際がスタートしたとされている。

　しかし横山は妻帯者であり、現在2児の父でもある。一方で、マギーもかねてから音楽バンド・ORANGE RANGEのボーカル・YAMATO（33）との交際が報じられており、結婚も秒読みとも言われていた。こうした中でマギーに注目が集まっているのは、彼女が変わらずにレギュラー番組に出演していることだ。

　出会いのきっかけになった『バズリズム』はもちろんのこと、23日には曜日レギュラーを担当している『ヒルナンデス!』（同）にも通常通り出演。何事もなかったかのように出演するマギーにネット上で視聴者からは、「よく大きな顔して出れるな」「マギーがいるなら観なくていいや」「恥を知らなすぎる」といった非難や疑問の声が飛び交っている。こうしたコメントはマギーのSNSにも寄せられているようだ。

■大手プロ所属のマギーは消えない？

　ネットユーザーらからのバッシングが続く中、レギュラー番組の出演を続けるマギー。関係者曰く、彼女はこのまま「だんまり」を決め込むのだろうという。

「マギーの事務所が守りきれる状況まで、何食わぬ顔で出演し続けるのではないでしょうか。テレビで取り上げられることをタブーにしておけば、後はほとぼりが冷めるのを待つだけです。今後はタイミングを見ながら出演番組を選別し、プライベートのイジリがない番組だけに出演することとなるでしょう。とはいえスポンサー重視の民放が、彼女を使うかと言うと微妙ですが」（芸能関係者）

　同じくバンドマンとの不倫で大きな話題となったベッキー（32）は、いまだ完全復活を果たせていない。その状況を同じ境遇であるはずのマギーはどう受けとめ、カメラの前に立っているのだろうか。

　同じ不倫でもこう扱いが違うとは。芸能界とは因果な商売である──。

文・阿蘭澄史（あらん・すみし）

※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相！アイドル流出事件簿』（ミリオン出版）、『事務所をクビになった芸能人』（竹書房）、『芸能人のタブー』（宙出版）など。