番組終了フラグか?『王様のブランチ』新司会アンジャ渡部に疑問の声

デイリーニュースオンライン

「渡部流 いい店の見つけ方教えます。」より
「渡部流 いい店の見つけ方教えます。」より

 路線変更の成否やいかに。お昼の人気バラエティー番組『王様のブランチ』(TBS系)で進行をつとめる谷原章介(44)と新川優愛(23)の代わりに、4月からお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建(44)とモデルの佐藤栞里(26)が新司会に就任することが明らかになった。視聴者を中心に“コレジャナイ感”を訴える非難が相次いでいる。

■谷原の意向台無し……アンジャ渡部に大ブーイング

「『ブランチ』という番組は10代後半から20代後半の方たちがメインの番組。自分の役割が終わりに近いと感じていました」。1月22日に、そうコメントを発表した谷原は今年3月末に同番組を卒業する。合わせて5代目女性MCの新川も卒業するという。10年にわたって同番組を支え続けた谷原の卒業理由は、理屈の通った英断と見なされてか、ネット上では「お疲れ様でした」とねぎらいの言葉が目立つ。

 問題は後任だ。谷原の言葉を受けてフレッシュな人選が行われるかと思いきや、選ばれたのは谷原と同じ年齢の渡部。6代目女性MCには、一部ファンから「ゴリ押し」と揶揄され始めている佐藤が抜擢された。『ブランチ』といえば俳優が司会をつとめることで他番組と差別化を図っていただけに、芸人&ゴリ押しタレントの起用に「もう、見ないと思います」「ブランチおわった」「どっちもお腹いっぱい」などとブーイングが多い。

「『ブランチ』は寺脇康文さん(54)、谷原さんと役者が司会者を歴任してきた。だから渡部さんは余計に“コレジャナイ感”が激しい。それに渡部さんはウンチクが多い上、物腰柔らかそうに見えて頑固な一面がある。総合的にソツなくこなすでしょうが、番組のテイストがガラリと変わる可能性は低くない」(芸能関係者)

 渡部といえば、2015年4月に森高千里(47)とW司会をつとめ、ゴールデン枠の音楽番組『水曜歌謡祭』(フジテレビ系)を、わずか5ヶ月足らずで深夜枠に左遷させた“前科”がある(番組名は『Love music』に変更)。看板番組を終了させた責任は重い。

 それでもグルメ本を展開し、一部バラエティでは「世界の渡部」ともてはやされている。また1月17日には、週刊誌『女性自身』(光文社)に佐々木希(28)との婚前同棲も報じられるなど何かと話題だ。

「でも視聴者には『ネット見ろ』のギャグが飽きられている。それに囲み取材などで佐々木との関係をツッコまれるとほぼダンマリ。時には報道陣との空気を悪くしたこともあった。いずれにせよ面倒だし面白くないから“渡部スルー”の空気も生まれつつある」(報道関係者)

 司会就任の一報だけで非難を受ける渡部。視聴者にもメディアにも嫌われつつある状況での『ブランチ』司会、本当に大丈夫?

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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