下痢には下痢止め薬?正しい服用判断基準を教えて、薬剤師さん! (3/4ページ)
1. 緊張性ストレスの下痢
ストレスに見舞われる環境下に置かれる前に服用してください。
2. 消化不良や疲労が原因の下痢
1〜2日で終息する場合もあるため、薬は服用せずに経過を見て良いでしょう。
3. 細菌性やウイルス性の下痢
下痢を止めることで腸内で細菌やウイルスが毒素を排泄し、危険な状態を招くこともあるので服用はオススメしません。
症状が悪化していくような場合は、医療機関を受診すべきと言えます。
4. その他
上記、1、2、3に該当しない下痢のケースは、医療機関を受診し医師の指示に従い薬を服用することが望ましいでしょう。
むやみに下痢止め薬を服用した場合のリスク

O157が一例として挙げられます。
「病原性大腸菌」と呼ばれる危険な大腸菌が存在し、その中でもO157大腸菌は、腸内でベロ毒素というものを出して溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症(けいれんや意識障害)を引き起こし最悪は死に至ります。
下痢止めを使用するとO157が腸内でより多くのベロ毒素を出すこととなり症状が重篤化します。
市販の下痢止め薬が効かない場合

市販の下痢止めが効かない場合や下痢止めを中止するとすぐに再発する場合は、単にお腹の調子が悪いというものではなく下痢を引き起こす基礎疾患があると考えられます。
下痢の種類でもいくつか挙げていますが、甲状腺機能亢進や糖尿病などいろいろな疾患が原因の場合もあります。