2017年アカデミー賞ノミネーション、11の番狂わせ (3/4ページ)
『My Life as a Zucchini(原題)』(ゴールデン・グローブ賞にもノミネートされていたので、そこまで意外ではない)や、スタジオジブリが製作したセリフの一切ないファンタジーロマンス、『レッドタートル ある島の物語』である。こちらは昨年のカンヌ国際映画祭で、特別賞を受賞したが、そこまで反響があったわけではないので、意外であった。
6. 『デッドプール』
大ヒットしたスーパーヒーローのパロディは、作品賞や、主演男優賞を取るとは思わなかったが、脚色賞や、編集賞、録音賞、そしてメイキャプ&ヘアスタイリング賞すらも、何にもノミネートされなかった。ライアン・レイノルズがわざわざ恐ろしいほどのメイクをしたのに残念である。
7. ヴィゴ・モーテンセン
『はじまりへの旅』で、彼が主演男優賞にノミネートされたのは、驚くほどのことでもないが、それでも期待はしていなかった。今回は、2度受賞したトム・ハンクス(『ハドソン川の奇跡』)や、『Loving(原題)』 でルース・ネッガと共演したジョエル・エドガートンはノミネートされなかった。
8. 「The Empty Chair」
ドキュメンタリー映画が、主題歌賞にノミネートされる楽曲を生み出すのは珍しい。しかし、『Jim: The James Foley Story(原題)』で、処刑されたジャーナリスト、ジェームズ・フォリーについてスティングが書いた曲が、ファレル・ウィリアムスの「Runnin」(『Hidden Figures』)や、シャキーラの「Try Everything」(『ズートピア』)、スティーヴィー・ワンダーとアリアナ・グランデの「Faith」(『SING/シング』)といった、有力な候補と思えた楽曲を抑えてノミネートされた。