【海外通販体験記】『Suprella Pro』Facebookで話題のドイツ製”逆転の発想”傘を海外サイトで直接注文!

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【海外通販体験記】『Suprella Pro』Facebookで話題のドイツ製”逆転の発想”傘を海外サイトで直接注文!

Facebook中心に、逆に閉じることによって服に水滴がつかない、自立する、車の乗降時に便利と人気を博していた逆転の発想傘『Suprella Pro』。未だに少し不安を感じる海外通販で入手にチャレンジしてみた。さて、無事に届くのか。
■逆に閉じて、自立するデザイン性の高い傘を手にいれたい、たとえ海外サイトだろうと!
ドイツ・ベルリンのスタートアップ企業・SUPRELLA社(ドイツ)が生み出した、逆に閉じることのできるアイデア傘が『Suprella Pro』(ブラック/ブルー・ドイツ製・約520g・全長約80cm/親骨の長さ60cm/使用時直径110cm・購入価格 税込5,227円※59.98ドル・発売中)

とはいえ、逆に閉じるという特徴を持つ傘はこれが初めてではない。おたナビでも以前紹介した日本製で税抜34,000円もする「GAX umbrella」もその一つだし、他にもいくつか存在する。

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基本構造は二枚布を使っているところは共通しているが、『Suprella Pro』の方は、工業デザイン大国ドイツならではのデザイン性の高さと、自立するというところが大きな違い。この製品を見つけて、公式サイトの動画を見たときに、欲しくなったその動機は、手の届く価格帯であることとデザイン。

気がつけばいつの間にか、しれっとAmazonにSUPRELLA公式ストアをオープンしていて驚いたが、昨年見つけた時にはなかった。それで、勢い余って海外通販に挑戦してしまったという流れ。海外通販も今では珍しくなくなっては来たが、まだ抵抗と不安を感じて、実践していない人もいると思う。それでせっかくなので、海外通販体験ドキュメントと合わせて、レポートしたい。

■ まずは海外通販の基礎知識をおさらい
基本的にネットショッピングというものは実店舗を確認できず、疑えばきりがないものなので、Amazonや楽天市場などの有名サイト及びモールを使う人が多いと思う。

海外通販というのは、日本国内でも信用していいかわからないネットショップなのに、それが世界レベルに拡大したものなのだから、不安や抵抗があるのも当たり前といえば当たり前。特にサイトにクレジットカード情報を入力するとなると、さらに不安は無限大である。

記者はそれでも基本的にチャレンジャーなので、今までいろいろ海外通販に挑戦して来た。今のところ幸運にも、海外通販でモノが届かないだとか、違うものが届いたなどのトラブルの経験はない。ただそれは記者が単にラッキーだっただけかもしれないので、カード情報漏洩が不安な場合は対応サイトなら決済代行サービス「PayPal(ペイパル)」を使うという手もある。

「PayPal(ペイパル)」に無料登録して、IDとパスワードを設定、それで決済すれば通販サイトにカード情報を隠すことができるので安全性が高いというわけだ。品物が届かない時などに決済をストップするプロテクション機能もあるので、不穏なサイトで買い物をする場合に非常に役に立つ。手数料もかからない。

しかし相手サイトが「PayPal(ペイパル)」対応していない場合は、直接クレジットカード情報を入力する必要がある。その場合、使うことのできるカードブランドは限られる。VISA及びマスターカードならほとんどOKだが、日本でシェアの高いJCBなどは使えない場合も多いので注意が必要だ。それでは挑戦してみよう。

■SUPRELLA公式サイトで好きなデザインを選ぶ。日本語ページもあるので、楽々!

SUPRELLA公式サイトは日本語化済なので、基本的には通常のネットショッピングと変わらない。9種類のカラーがあるので、好きなものを選ぶ。

今回記者が選んだのは、ヨーロッパ的なブルーが印象的なブラック/ブルーをセレクト。親切に日本円でも表示されるので、安心だ。「天才的な発想の傘です」という、いかにも直訳的表現もあるが、基本的にはわかりやすい説明文も書いてある。

しかし肝心なサイズや重さなどの表記は無し。スペックらしきものが見当たらないのは実に不便。最先端技術のナノコーティングで雨粒が傘にしみこまず、UVプロテクトという性能は書いてあるが、基本的情報は見当たらない。これはもう、届いてからのお楽しみということか──?

■ 「今すぐ購入」ボタンをクリックして、決済情報を入力!

カラーが決まったので、数量を1にして、決済画面へ。ここでの日本円換算はUSドル建て。直近の為替相場が反映されるので、記者が購入した時と価格が変化する可能性もある。

海外通販サイトは住所入力をローマ字でさせられる場合も多く、面倒なこともあるが、ここは日本語入力でOKなのが助かる。ただ到着まで「4-6週間」となっていたのに、Amazon慣れしている記者は驚いた。何にそんなに時間がかかるのか。

注意書きに送料・消費税などは別途加算されますと書いてあるにかかわらず、どうやら送料込みの価格だったよう。そこらへんはありがちな不思議。カード決済にはVISA提携カードを使用。この時、カード記載のセキュリティナンバー(確認番号)も必要になる。

オーダーが無事通ると、感謝の言葉とともに、なぜかグーグルマップで自宅の場所が表示される。まあ場所を間違えていないという確認はできたが。これで注文は終了。

しばらくするとメールの受信トレイに確認のメールが届いた。あとは待つだけだ。ちゃんと届くのだろうか…。

■忘れた頃に届いた『Suprella Pro』。ドイツの会社に注文したのになぜか中国から届いた!

注文したのは10月31日。そして『Suprella Pro』が届いたのは、12月16日。たっぷり6週間+2日かかって到着。何より驚いたのが、中国から発送されてきたこと。てっきりドイツから来るかと思いきや…。

梱包も何やら結構荒っぽい。中を開けてみると一応壊れてはいないようだ。色は思った通りのヨーロピアンブルー。ブラックとの対比が美しい。

ただ思ったよりもひと回りでかい。考えてみたら動画で見たのはドイツの人々の使用光景。日本人的普通サイズと思ったらいけなかったのだ。

実測で親骨の長さは60cmと、さほど大きくないはずなのだが、Rが大きく直径110cmの範囲が深い。

傘布は二重構造。水滴がハンドルに垂れてこないための措置ということは「GAX umbrella」と同じ。ただ二枚重ねの間は結構空間があって、UVプロテクト加工と合わせて、日傘がわりに使えば夏場は断熱効果もありそうな気もする。

重いように感じる約520g。携帯用として降ってもいないのに持って歩くのはかなり憚られる。折りたたみで軽量を売りにする傘は最近は100g台である。ただその分、ガッチリとした造りで、丈夫そう。ただあまりにも丈夫な傘なので台風などの強風時に子供や老人に持たせるのは要注意。壊れないことによって、メリーポピンズのように宙に浮いてしまう危険がある。

一番気に入ったギミックは、自立すること。閉じた状態でサッと立つ。これが楽しいし、地味に便利。ハンドルはユニバーサルデザインで、どう持っても大丈夫なのだが、リング部分を手の甲にかけるように持つと一番安定して重みも感じにくい。

■ 土砂降りの雨の中でも歌い出したくなるほど快適。ただ普段持ち歩く傘としては重いし、大げさすぎる…

それでは基本的な傘として使用してみよう。雨を避けるという意味では大きいだけあって、抜群の機能性。人間だけでなく荷物などもしっかり雨から守ってくれるこの安心感は絶大だ。この快適さは土砂降りであればあるほど、ありがたく感じるはず。布地はナノテクによる抜群の撥水効果。表面を雨つぶはコロコロと転がり落ちるだけなので重くなりにくい。また中央に穴が空いているのだが、そこから雨が漏れることはなかった。

そして何よりの素晴らしさは、閉じる瞬間。雨の街から建物内に入ってサッと閉じると、濡れた表面が内側に折りたたまれる。したがって、そのまま服を濡らすことなく、携帯が可能なのだ。これは思った以上に快適である。

またクルマの乗降に使用するといいのは、大方の傘が全部開くまで雨に濡れてしまう構造なのに対して、内側から開いていくため早めに傘の内側に入り込めてスムーズ。クルマに備え付ける傘としてはかなりおすすめである。

恐らくこれを活用できるか否かは、このデザインをどこまで気に入って、持って歩きたくなるかにかかっているかだと感じた。機能だけなら土砂降りの日はともかく、普段持ち歩くには大きくて重すぎる。

もちろん今では海外通販にチャレンジしなくてもAmazon公式ストアで入手可能だ。

Suprella Pro - 逆転の発想 | 真のオリジナル。(ブラック/オレンジ) Suprella Pro - 逆転の発想 | 真のオリジナル。(ブラック/オレンジ)
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