美味しさや栄養が逃げていく!? 5つのNG調理&保存方法
豊富な栄養をもった新鮮な野菜を準備したり、栄養バランスを大切にしたメニューを考えたり、自分や家族の身体を思いやって暮らすのは、素晴らしいことです。
でも食材の調理や保存法を間違えると、残念なことに、味が落ちたり栄養が損なわれたりしてしまいます。
今回は、やってはいけない調理法や食材の保存法について、医師に話を聞いてみました。
1:お米を長々研いでしまう

長々と米を研いだり洗ったりするのは、お米の粒の表面が傷ついたりし美味しさや栄養素を損なう原因にもなります。
正しい調理方法
機械などで精米されたお米は割れやすい為、研ぐより優しくかき混ぜるくらいがオススメです。その際、指を立ててかき混ぜるように行うと良いでしょう。
また、水がきれいになるまで何回も洗う方もいますが、米を洗う際は手早く行うのが基本です。 2:みそ汁を長時間加熱

NG理由
長時間加熱させてしまうと、みその大切な風味のもとであるアルコール成分の揮発や、昆布であれば苦味がでてきて美味しさが損なわれます。
正しい調理方法
みそ汁の香りが飛ばさぬように、煮立ち過ぎずないうちにいただきましょう。 3:キャベツを芯をくりぬかず保存

NG理由
芯をくり抜かずに保存してしまうと、芯の部分が熟成を早めてしまいます。
正しい保存方法
キャベツは芯をくり抜き、その部分に湿らせたペーパータオルなどを詰めてから冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
またその際、キャベツの芯が下になるようにして保存すると良いです。
さらに、外葉をスーパーなどで捨ててしまう方が多いですが、外葉で包み、その後に新聞紙にくるんでからポリ袋などで更に包むことで新鮮さが保たれます。
(そのままポリ袋に入れてしまうと、キャベツも生きているため、汗をかいてその部分が傷みやすくなります)
既にカットしてあるキャベツを買う場合は、切り口をしっかりと包んでから冷蔵庫の野菜室で保存すると良いでしょう。
カットした部分は傷みやすいため、カットせずに外葉から一枚ずつはがして使うのがオススメです。
4:ほうれん草をそのまま冷蔵庫へ

NG理由
ほうれん草を買ってきたまま野菜室に入れてしまうと、水が不足してしまいしんなりとしてしまいます。
正しい保存方法
家に帰ってきたら、ほうれん草の根元の部分を水につけてあげることで、長持ちします。
そして、湿らせた新聞紙などで包み、ポリ袋に入れてから、冷蔵庫の野菜室で立てて保存しましょう。
また、かために茹でて、冷凍しておくと、使いたいときに直ぐに使えて便利です。
5:大根を根と葉を分けないまま保存

NG理由
根と葉を分けずにそのまま保存してしまうと、葉に水分や養分がいき、「す」が入ってしまうことがあります。
正しい保存方法
家に帰ってきたら根と葉を切り分け別々にしましょう。
また、大根の保存は乾燥させないことが大切なので、切った切り口には湿らせた新聞紙で包み、冷蔵庫の野菜室で保存すると良いです。
すぐに丸ごと使い切る予定であれば、冷蔵庫で保存する必要はありませんので、新聞紙で包み、冷暗所で保存してください。
葉の方はかた茹でし、みじん切りにして冷凍庫で保存しておくことで必要な時に使いやすくなります。
食材の適切な調理や保存を知っておこう

適切な食材の調理法や保存方法を知っておくことで、美味しさだけでなく栄養素が長持ちします。
また、それによって料理を作る際の調味料の節約や、しっかりと体に必要な栄養素も補給できる1品に仕上がり、健康の維持、ダイエットにもオススメです。 最後に横川先生から一言

野菜などの食材は、ちょっと工夫をすることで、美味しさ・栄養素が保たれますのでぜひ、ひと手間を大切にしましょう。
調味料の使用量も減らせれば、家計の節約にも役立ちますよ。
(監修:栄養士 横川仁美)