《インド》肥満税で生活習慣病を予防!? ジャンクフード好きは要注意!
2017年1月30日(月)インドで
生活習慣病予防を目的とした「肥満税」を導入しようとする動きがあることが明らかとなりました。(
参考)
一般にジャンクフードと呼ばれる加工食品や、糖分を多く含む飲料に課税がされるそうですが、これらの飲食物を過剰摂取することによって、どのような健康被害が懸念されるのでしょうか。
今回はジャンクフードや、糖分を多く含む飲料による健康リスク、生活習慣病を予防する食生活などについて医師に解説していただきました。
日本での生活習慣病における受診者の傾向

生活習慣病とは、生活習慣が原因でおこる疾患の総称で、動脈硬化症、高血圧症などがありますが、近年増加傾向にあります。
またこれらをベースとして発症するがん、循環器疾患、脳血管障害など重篤な疾患が日本人の死因の上位を占めています。
ジャンクフードを多量摂取してはいけない理由

含まれる成分は商品によると思いますが、
ショートニングと呼ばれる油には
トランス脂肪酸が含まれており
、トランス脂肪酸は
悪玉コレステロールを増加させてしまうことがわかっています。
また、美味しくするために塩分や糖分が必要以上に含まれていることがあるので知らず知らずのうちに、摂りすぎになってしまう可能性があります。
ジャンクフードの多量摂取による疾患リスク

血管の動脈硬化が進行し、血管の狭窄や閉塞を起こして十分な血流が確保できなくなります。
血管の弾力が失われ、詰まったり破れやすくなったりします。
高血圧症
異常に血圧が高くなるため、脳・心臓・腎臓・大血管などの臓器に急性の障害が起こり進行する病気です。
塩分の摂りすぎによって血圧が上がりやすくなります。
糖尿病
ジャンクフードに含まれる糖分の摂りすぎによって血糖値が上昇し、糖尿病にかかる危険性があります。
糖分を多く含む飲料を多量摂取してはいけない理由

糖分を多く含む飲料を多量に摂取していると、 ソフトドリンクケトーシスという糖尿病が急激に悪化したような状態にいたることがあります。
糖分を摂りすぎて高血糖になると、のどが渇くので、また糖分を含む飲料を飲み、高血糖になり、を繰り返してしまうことで発症します。
症状としては、激しいのどの渇き、全身倦怠感などを始め、重度になると、呼吸困難、意識障害など重篤な状態にまで至ってしまい、医療機関での治療が必要となってしまいます。
糖分を多く含む飲料の多量摂取による疾患リスク

糖尿病
血糖値を下げるホルモンであるインスリンの働きが十分でないために、血中のブドウ糖がきちんと使われず血糖値が高くなります。
糖分を多く含む飲料の多量摂取によって、糖分の摂りすぎになり糖尿病のリスクが高まります。
肥満
正常よりも過剰な脂肪が体に蓄積され、体重が増加している状態です。
余分な糖分が脂肪として蓄積し、肥満になります。
脳梗塞
脳の血管に血のかたまり(血栓)ができて詰まることによって起こる病気です。
糖尿病になりやすくなることから、血管が詰まりやすくなり、脳梗塞のリスクも高めます。 生活習慣病を悪化させる!? 危険な食事方法セルフチェック

□ 手軽な外食が多い
□ 油ものが好きである
□ ジュースなど甘い飲み物をよく飲む
□ コーヒーを飲むなら砂糖入り缶コーヒー
□ 野菜は好きではない
□ ファーストフードが好きである
□ コンビニで食事をすませることが多い 最近太ってきた…隠れメタボセルフチェック

□ 朝食を抜き、間食や夜食を取ることが多い
□ 早食い、ドカ食い、ながら食いをすることが多い
□ 就寝前2~3時間以内に食事をすることがある
□ 就寝中、十分な熟眠感が得られないことが多い
□ アルコールやタバコを嗜好品として好み、毎日行っている
□ 20歳になって以降、体重が10Kg以上増加している
□ お茶・水ではなく、コーラやジュースを好んでよく摂取している
□ 同世代の同性と比較して、歩く速度が遅い
□ 最近1年間で、体重の増減が±3kg以上あった
□ 20歳代で着用していたズボンやスカートが、入らなくなったり入りづらくなった。
いかがだったでしょうか? 3個以上当てはまったら、メタボ予備軍かもしれません。
医師がオススメする生活習慣病を予防する食事

和食がおすすめで、簡単にできる和食としては以下のようなものがおすすめです。
◎ 主食(白米、玄米などお米)
◎ お味噌汁(ワカメ、豆腐、ネギ)
◎ 焼き魚
◎ ほうれん草のお浸し
◎ きんぴらごぼう
一汁三菜を基本とし、おかずでは緑黄色野菜、根菜類、海藻類などをバランスよく食べれるようにしましょう。
忙しい方には時間のかからない上述のようなシンプルな料理がおすすめです。
最後に医師から一言

世の中には、簡単で美味しいものがあふれていますし、忙しい方が多いので、健康的で栄養バランスのとれた食事をすることはなかなか難しいです。
しかし生活習慣病の予防には、自分の努力がかかせません。できるところから見直していけるといいですね。
(監修:Doctors Me 医師)