ワンオク・Takaの苦言にいまさら感?二分するファン層で混沌 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■ファン同士の対立がマナーの悪さに直結?

 Takaといえば、元々は森進一(69)の息子であることを前面に押し出した二世タレントとして、ONE OK ROCK結成前はジャニーズ事務所に所属していた。当時はNEWSのメンバーとして活躍が期待されていたが、スキャンダルが報じられたこともあってか、NEWSを脱退しそのままジャニーズからの退社に至った。

 その後ONE OK ROCKを結成し、今のTakaがあるわけだが、ONE OK ROCKのライブハウス時代を知るファンと、NEWSから流れてきたジャニーズあがりのファンとの溝は、今でも計り知れない大きさがあるという。

「ライブハウス時代の下積みを知る、いわゆる“古参”と呼ばれるファン達は、今のONE OK ROCKを守ろうと必死のようですが、ジャニーズから流れてきているミーハーファンと各地で対立を繰り広げており、それがライブ会場でのマナーの悪さに繋がっているという声もあります。会場での惨状にはもはや、音楽業界の重鎮から物言いが入っても良さそうなものですが、結局バックには森進一がいるという背景から、誰も何も言えないみたいですね」(前出・音楽関係者)

 もはや国内では四面楚歌な状態となっているだけに、今後は日本でのライブをどんどん減らしていく可能性は高い。しかし、日本人ファンのマナーの悪さが海外でも露呈されるとあっては、現地の外国人ファンも当然足が遠のくだけに、気付けば客席には結局日本人だけ……というようなライブをすることになるかもしれない。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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