和田アキ子に明石家さんま…大物芸能人に見えてきた”カリスマの綻び” (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■数年後には大御所のリタイアラッシュも?

 和田と同じく、芸能界の大御所でありながら、最近トークにブレを見せ始めているのが明石家さんま(61)だ。数々の冠番組を持ち、お笑い界のBIG3の一人として名を馳せるさんまだが、最近はその「賞味期限」が話題になっている。

「もともとさんまは一時、60歳になったら引退することを考えていたと言われています。しかし吉本興業や後輩からの慰留があり、それを思いとどまっています。そんな中、昨年はSMAPの独立・解散騒動によって、SMAPの事情通ぶる態度が世間からひんしゅくを買いました。さらにその騒動でイメージを落とした木村拓哉(44)をプッシュする発言を連発し、自身の好感度を急下降させています」(前出・関係者)

 さんまは、昨年放送された『27時間テレビ』(フジテレビ)内の『さんま・中居の今夜も眠れない』で暴走。中居正広(44)にSMAP騒動の詳細について、根掘り葉掘り聞く姿に疑問の声が寄せられた。こうしたことも影響したのか、毎年放送されていたさんまと木村の特番『さんタク』(フジテレビ系)や、『さんま&SMAPのクリスマススペシャル』(日本テレビ系)は放送されなかった。

「昨年散々問題になったので、今年の『今夜も眠れない』は放送されない可能性もあります。さんまは『さんまのまんま』(関西テレビ)が、昨年に放送開始31年で幕を閉じました。こうした流れからも他のレギュラー番組も徐々に終了していくのではないかと言われているようです」(芸能レポーター)

 かつてのテレビを牽引してきた長寿番組が終わりを迎えるとともに、大物芸能人たちもそろそろ引退を迎える日が近づいているのかもしれない。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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