「090-3~」持ち=エリート? 起こり得る「携帯番号マウンティング」を検証する (2/2ページ)
様々な変化を経て、現在の全11ケタのスタイルが出来たのは1999年のことで、乱立していたプレフィックスを「090」に統一し、登録可能な番号数を飛躍的に増やすことに成功した。
その過程で、「030」だった番号は「090-3~」といった形に統合されたのだ。
こうした背景から、「090-3~」という番号は携帯電話普及時からの所持者である可能性が高く、すなわち「強い」番号だと言えるだろう。
ちなみに、リクナビのテック総研の記事には、
「当時は、機器類はすべてレンタル形式で、保証金が当初20万円、さらに月額基本料金に通話料と高価。それなりに使えば、すぐに1カ月で100万円単位の額になってしまう。」と、当初の自動車電話にかかる費用への言及がある。
1か月で100万円となると、導入できる人は非常に限られる。厚生労働省の資料によると、当時の大卒初任給は平均で10万円ほど。つまりは電話1つで大卒を10人雇えたことになる。
そのため、会社や団体でではなく、個人で所有していとなると、その人物はかなりの金持ち、かつ緊急で連絡する必要のある社会的地位も備えた人物であったことが推測される。
単に古い番号であるという上に、背後には経済力という、強力なマウンティングの道具となりうるものが潜んでいたという身も蓋もない結果になってしまった......。
ただし、解約された番号が新しく割り当てられることもあるため、一概に「090-3~」が最強とは言えなさそうだ。