サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「ロイカバードの末脚が炸裂する」 (2/2ページ)
その4歳馬は、前述したエアスピネル、ブラックスピネルのほか、菊花賞で11着に敗れたプロディガルサンもそうだが、穴党として期待したいのは、これらの有力どころではない。同じ4歳馬の中でもイチオシしたいのは、ロイカバードだ。
この馬もけっこう評価を得てはいるが、今回は昇級初戦。人気となるとどうだろうか。が、やはり注目に値する馬と言っていい。
デビュー前から周囲の評価が高かった逸材で、新馬戦こそ2着に敗れたが、未勝利-特別を連勝。その時点でクラシック候補と見られた馬。その後は足踏みしたが、それでもきさらぎ賞3着、京都新聞杯3着と悪い結果は残していない。
「春はまだひ弱な面が多々あって期待どおりの走りを見せられなかった。でも、ようやく芯が出てきて、これからが楽しみ。ここでも遜色ないと思っている」
こう言ってヤル気のほどをにじますのは松永幹調教師だ。確かに前走の元町Sの勝ちっぷりは鮮やかで、一皮むけた印象だった。
「昨春より一回り体が大きくなって、心身ともにたくましくなった」
と松永幹師は付け加えたが、ならば大いに期待していいのではないか。
同じ東京のマイル戦を勝っていることも強みだが、何はともあれ血統がいい。母アゼリは、BCディスタフをはじめ、GI11勝をあげ、米国古牝馬女王に3度も輝く女傑中の女傑で、シリック(BCマイル)、リヴァーレイディ(仏1000ギニー)、ノーリュート(リュパン賞)、サングラモア(仏ダービー)など、近親、一族には活躍馬がズラリといる良血。
強烈な末脚が身上でもあり、東京のマイル戦はこの馬にとって願ってもない舞台だろう。良馬場条件に大きく狙ってみたい。