ストックオプションとは? 制度の意味とメリットを解説!
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企業の福利厚生のひとつとして採用されている、ストックオプション。株式公開を目指す成長過程にあるベンチャー企業や、上場企業を中心に導入されている、自社株の購入権利のことをいいます。ストックオプションの権利行使は、従業員の意志にゆだねられますが、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか? 今回は、ストックオプションの意味と制度のメリット・デメリットについて詳しく解説します。
■ストックオプションとは?
ストックオプションとは、会社が従業員に与える、一定期間、定められた価格での自社株を購入できる権利のことをいいます。福利厚生、インセンティブのひとつとされ、会社の業績が好調で株価の上昇が見込まれる場合には権利を行使して自社株を購入し、値上がりした時点で売却益を得ることができます。ストックオプションが付与されるからといって、必ず自社株を購入しなければならないというわけではなく、あくまでも従業員本人の意思によって利用されます。
■ストックオプションのメリット・デメリット
ストックオプションのメリットは、企業の株価が上昇した場合に、それを見極めたうえで購入し、売却できるという点にあります。そのため、企業の成長局面では大きな利益を得ることも可能です。仕事へのモチベーションアップにも繋がります。
デメリットとしては、従業員側からすれば、メリットが得られない段階では、ストックオプションの権利を行使しなければいいだけの話です。しかし、企業側にとっては、上場のタイミングなどに合わせて大量にオプションを行使し、多額の売却益を得た後に退職する可能性が残されるという問題が指摘されています。
■ストックオプションの注意点
ストックオプションの注意点は、いくら制度が整っていたとしても、企業の株価が上昇しない限りには従業員にとって意味をなさないことです。そのため、ストックオプションでの利益を期待して会社を選ぶことはあまり効果的ではありません。
さらに、オプションを行使した場合でも、売却のタイミングを誤ってしまうと思ったような利益が得られない可能性も十分に考えられます。あくまでも、臨時ボーナス的な考え方で捉えておくほうが賢明です。
ストックオプション制度は、企業の業績が好調で株価が上昇した場合には大きな利益が得られるため、仕事へのモチベーションにも繋がります。とはいえ、ストックオプション活用による収益は保証されているものではないということに注意が必要です。しかし、もう少しのところで希望する企業の給与水準に不満足の場合、念のためストックオプションの有無についても目を向けてみるのもよいでしょう。
文・学生の窓口編集部