和田アキ子に“芸能生活50周年企画”という名の引退勧告か?

デイリーニュースオンライン

『和田アキ子ベスト・ヒット』より
『和田アキ子ベスト・ヒット』より

 歌手の和田アキ子(66)が、今年で芸能生活50周年を迎えることを記念して、所属事務所のホリプロが豪華企画を準備していると一部で伝えてられている。記念企画には、超有名アーティストらが参加する予定だという。ホリプロの功労者でもある和田アキ子に対し、かなり大がかりな企画を用意しているようだ。

 そんな和田だが、昨年の『紅白歌合戦』(NHK)で40回連続出演の夢が断たれたことが話題になった。出演番組では未だに和田の“恨み節”が続いているようで、方々でその思いの丈をぶつけている。先月29日に放送された『八方・陣内・方正の黄金列伝!』(読売テレビ)で、和田は落選を受けた時の様子や、心境を告白した。事実を受け入れられず、所属事務所のホリプロ幹部からも「大人になりなさい」となだめられたようだ。しかしそれに対し「子どものまんまでいたい。こんな大人、イヤです」と反発したという。

 また、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)でも、和田はその悔しさを吐露。さらにNHKに対しても「大人の対応をしてほしかった」とコメントする一幕もあった。紅白落選を未だに引きずる和田だが、一方でそれをバネに冒頭の50周年企画には、力を入れているようだ。しかし、その裏では関係者たちが渋い表情を浮かべているという。

「最近の和田はヒット曲がありません。そのため、今回の企画も採算が取れる見込みがないため、一部関係者からはため息が聞こえています。和田は歌手としての自負が強く、自身が歌える限り引退はしないという意思を示しているみたいです。その勢いだけで今回の企画も進んでいるとか」(芸能関係者)

 先日和田は『ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)でも、芸能界引退を発表した元女優の江角マキコ(50)のことを「なにをしても引退することで逃れられるなら、ちょっとズルい」などのコメントを残した。江角の引退理由には不可解な部分が多かったが、こうした他人の引退に対する厳しい批判は、和田の自分に対する自信なのだろうか。

■2017年に加速する「和田切り」の動き?

 しかし自分のことを棚に上げた和田に、周囲はさらに冷たい視線を注いでいるようだ。特に、和田の番組を担当する関係者の間では“和田切り”を加速する動きを見せている。

「『ゴットアフタヌーン』では和田の好感度の低さから、スポンサーが集まりにくいという問題を抱えているようです。一方で、日曜の冠番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)も、最近では日曜のワイドショーが飽和状態にあり、視聴率も押され気味。和田の態度が大きいことでもこれまで何度もクレームの標的になっていました。こうした状態からも、番組改編期を目処に、彼女の起用を見直す動きが水面下で進んでいるとか」(前出・芸能関係者)

 このような状態が進めば、露出も大きく減ってしまうことにもなるだろう。昨年に引き続き、今年の紅白歌合戦の出場も危ぶまれることになりそうだ。さらに関係者の間では、今回の50周年企画も和田の引退勧告の一つではないかと噂されている。

「敢えて大々的に企画を打ち立て、歌手として需要がないという現状を突き付けているのではないかとも言われています。事務所としても50周年という区切りを持って、そっと引退を進める方向に運んでいるのではないでしょうか」(前同)

 自身が口を開くほど、世間や周囲の好感度を落としていく和田。今後も現在と同じようにテレビで姿を見ることができるのだろうか。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
「和田アキ子に“芸能生活50周年企画”という名の引退勧告か?」のページです。デイリーニュースオンラインは、引退和田アキ子紅白歌合戦エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る