『日清焼そばカップ』日本人のDNAに刻まれたインスタント袋麺焼きそばの味わいをお手軽カップで!

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『日清焼そばカップ』日本人のDNAに刻まれたインスタント袋麺焼きそばの味わいをお手軽カップで!

コンビニやスーパー店頭で「新発売」のポップをよく見かけると思うが、中には正確にはその店で”新入荷”であることも多い。この『日清焼そばカップ』もそうした文言につられて入手したが、調べてみると2016年6月発売だったのだが、最近新入荷の店も多いそうなので、検証してみる。

■U.F.O.じゃない方の焼きそば、日本人が慣れ親しんだあの味をカップで食べる!
日清食品のカップ焼きそばといえば「日清焼そばU.F.O.」じゃないの? と思う人も多いと思う。確かに東の「ペヤング」、西の「U.F.O.」、北海道の「やきそば弁当」と言われるように人気の高いのは「日清焼そばU.F.O.」である。チルド麺方面でも「マルちゃん焼そば」のシェアが高い。では「日清焼そば」の存在意義は?

それは広い意味でインスタント焼きそばの元祖だということ。世界初のインスタント袋麺やきそばとして、「チキンラーメン」に次いで日清食品が1963年に商品化した記念すべき製品が「日清焼そば」だったのである。

その後、1976年に「日清焼そばU.F.O.」が誕生し、日清食品のカップ焼きそばといえば「U.F.O.」という印象がつくのだが、実は「日清ソース焼そばカップ」としてこちらの路線もあった。しかし心機一転袋麺と名前も見た目も揃えて昨年新生したのが日清食品『日清焼そばカップ』(105gうち麺90g・希望小売価格 税抜180円・2016年6月発売)である。

袋麺タイプの「日清焼そば」は長きに渡るロングセラー商品。日本人なら必ずやDNAに刻まれている味。それを手軽にカップで味わえるのは非常にうれしいことである。そして「日清焼そば」生誕53年を経て初めて、ブランドキャラクター「ロボットコンロ チリチリ」まで登場した。特技は頭にフライパンを乗せて、「日清焼そば」を作ること…。
■ 粉末ソースだから、薄まらずに「日清焼そば」の味わいを再現できた!

それでは実際に食べてみよう。「ロボットコンロ チリチリ」のプリントされたフィルムを剥がし、湯入れだ。麺は細かく縮れた細身の油揚げ麺。粉末ソースとふりかけを取り出し、かやくのみを中にあける。かやくはキャベツ、いか、味付えび、紅生姜、アオサの4種。

パッケージにも明記してあったが、エビとイカの香りが強烈。3分経過で湯を捨てて、混ぜるのは粉末ソース。液体ソース慣れしている人間にとっては均等に混ざりにくくて面倒な印象もあるが、それにはカップ焼きそばとしての大きなメリットがある。

というのも、カップ焼きそばというものは、湯切りが命。どれだけしっかり湯切りをできるかで、ソースの薄まり具合が決まり、味自体が変わってしまう。ところがソースが粉末だと余計な水分を吸収してくれるので、味がシャープに仕上がりやすく、美味しくしやすいのである。

ふりかけを颯爽とかけて、食べる。均等に混ざっていないところもご愛嬌。むしろ味に変化が出るので、記者は好みだ。細麺にしっかりソースの味が刻まれていて、美味。近年流行の甘みのあるソースではなく、昔ながらのしょっぱいソース。エビやイカの食感も楽しく、わさわさとかきこんでいくとたまらなく美味しい。

その味わいは昔確かに慣れ親しんでいた、袋麺の焼きそばの味。チープでありながらも、しっかりソース感を感じるところが素敵だ。なのであっという間に完食してしまった。

こってり系の焼きそばに慣れている人には物足りないかもしれないが、これはこれでシャープな味わいが絶妙。王道のインスタント焼きそばの味を再発見するためにも、ぜひインスタント・ファンは一度味わった方がいい。

「『日清焼そばカップ』日本人のDNAに刻まれたインスタント袋麺焼きそばの味わいをお手軽カップで!」のページです。デイリーニュースオンラインは、昭和の味ロボットコンロ チリチリ世界初レトロカップ麺カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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