突然死は年間5万人超が犠牲に 冬場に襲う心臓の病(2) (2/2ページ)
(3)の血管の問題は、ほとんどが動脈硬化により起きる。動脈硬化を予防する対策を実践すれば、進行を止めることができる。高コレステロール、高血糖、高血圧、肥満、喫煙といったリスクを普段から排除して、血管が“若い状態”を保てるような対策を立てておけば、病が悪化することはない。
ではこの時期、「心筋梗塞」など心蔵疾患の発症リスクを下げるには、どのような点に気を付けたらいいのか?
東京都健康長寿医療センター顧問の八十島唯義医師は、こう言う。
「寒いと人は体温を維持しようとして、血管を収縮させます。急に寒くなると血管は狭窄しやすい細さになるのです。マラソンや散歩、ゴルフなどでいきなり寒い外に飛び出しはいけません。外で運動するときは、事前に十分にウオーミングアップをすること。また、寒いお風呂場は特に危険です。脱衣場で衣服を脱ぐ前に、ファンヒーターで部屋を温めておく必要があります」
無理をしないことが、命を守ることに繋がることを覚えておこう。