北朝鮮「美貌のウェイトレス」の苦しみとその行く末 (2/2ページ)

デイリーNKジャパン

昨年4月、中国浙江省寧波市の北レス「柳京食堂」から脱北した男性支配人と女性従業員ら13人も、やはり厳しい労働環境と本国から課せられる無茶な外貨稼ぎのノルマに耐えかねて脱北を決意したといわれている。中国国内の別のある北レスでは、ノルマを達成するため、店側がウェイトレスらに性的サービスを強要するケースもあるという。

北朝鮮は手っ取り早い外貨稼ぎとしてレストランに人的資源を投入してきた。それもままならなくなる中、低年齢の実習生らしき女性をウェイトレスとして各地の北レスに送り込んでいるという。

あの手この手で苦境を乗り切ろうとしている各地の北レスと北朝鮮当局だが、今後の見通しは暗いだろう。もちろんこうした状況を作り出した張本人は、核とミサイルに固執する金正恩党委員長だ。

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