インターネット上で空前の“あんこ論争”が繰り広げられた。『つぶあん』と『こしあん』のどちらがより好きかについて行ったアンケートに、1週間で約27万の回答が寄せられたのだ。

過去には、同様に明治のお菓子『きのこの山』と『たけのこの里』のどちら派？　という論争が日々熱く交わされたことがあった。今回はツイッターユーザーのGin-Lime（@ginlime）氏が、“きのこvsたけのこ”よりも根が深い戦いとして、“つぶあんvsこしあん”を新たなテーマに打ち出したのだ。

「つぶあんが好きか、こしあんが好きかというのは、あんこ界における終わりなき戦いです。過去のデータでは、通常6対4でつぶあん派が優位だといわれています。和菓子業界では、つぶあん派が55～60％、こしあん派が40～45％といわれていて、ほぼ五分の状態ですね」（和菓子研究家）

今回の調査では、単純につぶあん、こしあんのどちらが好きかというだけではなく、少々“ひねり”を入れた質問内容となっている。つぶあんとこしあんのどちらが好きかの二者択一ではないところが特徴だ。選択肢は4つ。《こしあん派だがつぶあんもOK》、《こしあん派だがつぶあんはダメ》、《つぶあん派だがこしあんもOK》、《つぶあん派だがこしあんはダメ》というように、細分化して幅広くあんこの好みを聞いていた。

回答結果の前に、それぞれの“言い分”を見てみよう。つぶあん派からは、「きんつばが好きなのでつぶあん」、「小豆の食感が味わえるからつぶあん」、「こしあんは甘すぎる」などの意見。一方のこしあん派からは、「赤福が好きなのでこしあん」、「あんこが苦手だけれど、こしあんなら食べられる」、「粒の感触が苦手だからこしあん」などが挙がった。

果たして、気になる結果は…。