豪華キャスト勢揃い?嵐・相葉雅紀の新月9に込められた”フジの思惑” (2/2ページ)
最近の月9ドラマは、『明日婚』のみならず、いずれも平均視聴率1ケタの常連組。視聴者の信頼も失っているだけに、相葉ドラマもひとまず様子見となりそうだ。
「視聴率低迷の原因は、脚本と演出。いくらキャストが良くても活かすことができていないのが現状。初回でよほどのインパクトを与えないと厳しいでしょう。こればっかりはジャニーズブランドでも限界がある。それに相葉は、『NHK紅白歌合戦』でもズタボロだった。泣きっ面に蜂とならないか心配」(前出・芸能関係者)
だが同枠30周年を飾るフジとしては、是が非でも数字を取りたいところだろう。そして見据える先は、今春の成功だけに留まらないかもしれない。
「表向きの狙いは、福山雅治(48)主演の『ガリレオ』に続く人気ミステリーの開拓。ヒットすれば続編を作りやすいジャンルですし、月9のネタ不足解消に一役買うでしょう。そして裏の狙いはジャニーズとの関係構築。SMAPに代わるジャニーズのトップグループである嵐をお台場に縛りつけ、将来的に第2の『SMAP×SMAP』を作りたいのでしょうね。つまりは、木村拓哉(44)の月9ドラマから『スマスマ』へつながるかつての黄金リレーを嵐で再実現し、スポンサーの信頼を回復したいのでは」(前同)
フジが4月に満を持して送り出す『貴族探偵』。第1話の放送に向けて徐々に盛り上がっていきそうだ。そのかたわらで、『明日婚』で視聴率を稼ぐモチベーションが残っていれば良いのだが。
- 文・海保真一(かいほ・しんいち)
- ※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。