嵐のイメージを覆す大英断?相葉雅紀が”月9”主演に至った舞台ウラ

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嵐のイメージを覆す大英断?相葉雅紀が月9で主演を務める舞台ウラ
嵐のイメージを覆す大英断?相葉雅紀が月9で主演を務める舞台ウラ

 フジテレビの「月9」が4月で30周年を迎える。記念すべき作品の主演として白羽の矢が立ったのが、嵐の相葉雅紀(34)だ。月9視聴率が下げ止まらないフジテレビは、嵐・相葉雅紀で再起を懸けるつもりのようだ。

 国民的アイドルの嵐だが、俳優としての評価実績は、松本潤(33)、二宮和也(33)が先行するイメージが強い。相葉は嵐の中だと、二番手三番手のイメージ。ではなぜこの大一番で相葉なのか──ジャニーズに詳しい関係者は、「嵐の顔を相葉雅紀にするシナリオでしょう」と話す。

「これからのジャニーズ事務所を背負っていかなければいけない嵐ですが、SMAPと比べると、グループとしても個人としても力量不足が否めません。新しい風を吹かせないと、グループともども、事務所も下降してしまう。そこで、ジャニー喜多川氏(85)が前々から光るものを持っていた相葉に目をつけ、彼に今の嵐のイメージを壊してもらおうと抜擢した。昨年の『NHK紅白歌合戦』司会もその戦略の1つでしょう」

■『月9』の救世主になって、ドラマの相葉を確立

 相葉にせざるを得なかった理由もいくつか考えられる。昨年末、松本潤と葵つかさ(26)のスキャンダルはその象徴だろう。よって、ここで抜群の好感度を誇る相葉を前に押し出すことで、スキャンダルのイメージを中和させる効果も期待できそうだ。

「好成績を残せば、俳優・相葉の価値も高まります。相葉は『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)で平均視聴率12.5%を獲ったこともある。今回のドラマは、同じ脚本・プロデュース・演出チームが手がけるので、爆死はありえないでしょう。目下視聴率低迷中の『月9』ですから、10%以上とれば成功でしょう」(前出・関係者)

 ジャニー喜多川流の起用法は、当たるか否か。見ものだ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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