【プロ野球】9月生まれが圧倒的! 173人のベビーを調べてわかった“特殊すぎるプロ野球選手の出産事情”とは? (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■4月、5月生まれが少なく、8月、9月生まれが多い理由

 また、4月、5月生まれの子どもも少ない。これは「夏を制する者はペナントを制す」の格言で説明できそうだ。4月、5月に誕生となると、妊娠した月は前年の7月、8月。この時期はペナントレースが佳境を迎え、選手が最も野球に集中する勝負のときだからだ。

 逆に、最も多いのは9月生まれの子どもで35人。8月生まれも19人と多かった。この2カ月間で全体の31パーセントの子どもが産声を上げている。これは「愛の共同作業」が前年の11月、12月になるからだろう。ファンが寂しさを覚えるオフに、プロ野球選手は人生最良のパートナーと「燃える愛の2カ月間」を謳歌しているのだ。

■「我が子をプロ野球選手に!」と考える読者のみなさんへ

 さて、ここからは読者のみなさんにも関係する話。「まだ見ぬ我が子をプロ野球選手に!」。そう思っている方がいたら、3月生まれの筆者は、早生まれでの出産はおすすめしない。

 たとえば楽天の場合、在籍選手78人中、早生まれは13人で全体の17パーセントと少ない。NPB通算2000安打・同200勝利を達成した球史に名を刻む合計71人を見ても、早生まれは12人。全体の17%だ。さらに、1950年以降の早生まれの選手となると、1977年1月30日生まれの新井貴浩(広島)ただ1人だけである。

 想像してみてほしい。幼いころの「育った時間が1年間少ない」という差は、勉学でも体格の面でも、想像以上に大きなハンディキャップになる。2013年11月、筆者は桑田真澄さんの講演会を聞く機会にめぐまれた。4月1日生まれという究極の早生まれで生を受けた桑田さんは、早生まれで体験した幼少期の苦労を、聴衆に繰り返し語りかけていた。

 早生まれにも才能のある球児がいるのは間違いない。しかし、早生まれをうまく救いあげる「確かな育成システム」が確立されていないのだろう。聞くところによると、Jリーグも同じ傾向とのこと。そのことを念頭に置き、ぜひ家族計画の参考にしてもらえればと思う。

柴川友次
信州在住の楽天推しの野球好き。イーグルスに関するありとあらゆるデータの収集を標榜するデータマン&野球ブロガー。各種記録や指標等で楽天の現在地を多角的に紹介するメルマガは、まぐまぐスポーツ・アウトドア有料版ランキングでTOP10入りする支持を集めている。
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