ASKAが3年ぶりのテレビ出演で語った言葉|その1

まいじつ

ASKAが3年ぶりのテレビ出演で語った言葉|その1

歌手のASKAが、2月15日にテレビ西日本の情報番組『ももち浜ストア夕方版』(午後4時50分~)の生放送に出演した。ASKAのテレビ出演は2014年5月に覚せい剤取締法違反で逮捕されて以来、初となった。

ASKAは番組で、覚せい剤使用のきっかけや2回目の逮捕の際に尿ではなくお茶を提出した経緯に触れ、1回目の逮捕以降、覚せい剤は「見たことがないですね」と答えた。

テレビ出演については、再出発ではなく、社会になじんでいくためのリハビリ期間だと説明し、「情熱を切らさないためにアルバムを作ったということなんです。アルバムをきっかけに自分が世の中にどう映っているんだろうというとことで、メディアの中で面白おかしく書かれたり、発言されることが多かった。耐えてはいたんですけど、自然な自分であることはちゃんとお伝えしておかなければいけないなと思った」と明かした。

インタビューの後に新曲『FUKUOKA』をフルサイズで熱唱し、歌の最後に「ありがとう」と加えた。

今後は2月17日に書籍『700番 第二巻 第三巻』(扶桑社)、22日には『FUKUOKA』が収録されたニューアルバム『Too many people』が発売される。

【以下、ASKAインタビューの全文】

――3年前逮捕の際、覚せい剤使用のきっかけは?

なかなか、枠の中でしゃべるのは非常に難しいんですけど。病院から、さる薬をいただいていて、通称“アンナカ”というヤツなんですけど。

――処方をしてもらっていて?

処方をしてもらっていて。その最中に声を掛けてくれたのが“冷たいやつ”があるということだったので、う~ん。アンナカをもらおうと思って冷たいやつがある? 似たようなやつだと思ったのがきっかけですね。

それを覚せい剤だとは知らずに、本当は1日にう~ん、1回使用すると10時間から15時間持つらしいんですけど…。それを全然知らないので、1時間おきに使ってたりしたんですね。それを3週間続いたところで、ようやっとそれが覚せい剤と知らされたわけです。そのときはすでに遅しですね。

――抜け出すことはできなかった?

いや、あのときに意志を持てば抜け出すことはできたし、当然何度もトライはしてたんですけどね。離脱の苦しみというんですかね。抜けるときの苦しみが激しいので、結局、それをそこに、えー、そのシーンに自分が、うーん、耐えれなくて、また、使用してしまうというのが何度か続いてましたから、もう、あれですね。しっかり、絶とうと思えば絶てるもんだと思ってますね。

――いまあるのは後悔ですか? 反省ですか?

後悔も反省もありますね。それと同時に人生っていろんなことが起こってくる、いいことも悪いこともあると思うんですけど、それで一つの章としていくと思うんですけどね。言葉を間違えると本当に怒られてしまうんですけど、ある意味自分にとってはショック療法だったのかもしれないなと最近は思うようになってますね。

あのー、きっとそのときになって、後悔が先に立って、その場面を迎えて、自分がそこに向かわなかったかと聞かれたときに、いやノーとは言えない。もしかすると同じところを通っている自分がいるのかもしれない。それは僕にも分からないですね。

②へ続く

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