清水富美加の出家とブラック批判、芸能事務所の透明化問題|やまもといちろうコラム (2/4ページ)

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清水富美加の父に借金5000万円か 出家との因果関係は不明

 出てきたのが出家した清水富美加の父親が借金あったよ話。「幸福の科学」への出家と因果関係は不明とされつつも、そもそも金額自体も微妙だし、22歳になって父親の借金返済のようなプライベートな内容が出てくるのも不思議な話です。本当に売れる女優に成長していく過程ならば、正直5000万円程度の借金ははした金でもあるし、別に教団でなくとも事務所も用意したことでしょう。清水富美加の両親が熱心な「幸福の科学」の信者だったとするならば、その信仰の過程で教団に渡したお金なのかもしれないし、ちょっと触りづらい話なんですよね。

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 こちらは『週刊新潮』(新潮社)。置屋話の取材力にはとても定評があります。いわゆる芸能事務所がタレントや女優を卵のうちから先行投資をして育てる話の根幹に位置する話ですけど、いわば「売れるまでは」マンションもマネージャーもつけて衣食住安心させて囲っておくシステムについて、語っております。とはいえ「奴隷に着せている服はいいもんだぞ」と捉えられかねない内容ですから、本来なら慎重になるべきところですけどさすがは『週刊新潮』、容赦ありません。

 振り返ると、レプロエンタテインメントについては能年玲奈(現・のん/23)やマギー(24)、そして今回の清水富美加と、いわゆる「若い女性のハンドリング」に苦労している節があります。私もデイリーニュースオンラインでも過去に記事にしましたし、ジャーナリストの田崎健太さんもこの方面のネタはきちんと両論併記されています。

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