「年収300万の人は何もがんばっていない人」ビジネス強者が語る収入増の秘訣 (3/3ページ)

新刊JP

どういう仕事をすればどのくらいのお給料がもらえるかということは、調べればすぐにわかることですし、年収1000万円まではその方法はいくらでもあります。弁護士や会計士になる方法もありますし、歩合制の営業マンだってそれくらい稼いでいる人はいる。

お金がないことで悩んでいるなら、給料のいい仕事を調べて、そちらの方向にいけばいいのに、年収300万円の人は「このままがんばればいつかは給料が上がる」と考えて、転職したり、自分でビジネスをしたりといった行動を起こさないんです。

でも、「このままがんばれば」という考えは、外資系の生命保険会社みたいに、同じ組織の中に年収数百万円の人から1億円の人までいる会社では有効かもしれませんが、固定給のまま昇給幅の少ない会社で働いている人も多いはずです。

そういう人は会社を変えたり、ビジネスをはじめたり、投資をはじめたり、行動を起こすしかないわけで、その一歩を踏み出して欲しいなと思っています。

――年収1000万円から年収1億円を目指すとなると、また話が違ってきますよね。

金川:1億円となると、組織で働いていたり、国家資格に則った仕事だとなかなか難しいですからね。

僕の知る限り、1000万円までは、税理士や会計士、医師のような、いわゆる「肩書き」のある人が多いですが、それ以上となるとやはり自分でビジネスをする人になります。でも、こういう人って、世間的に「何をやっているかよくわからない人」と見られやすい。

「何をやっているかわからないけど、ものすごく稼ぐ人」って誹謗中傷を受けやすいですし、親や親戚からのウケも良くない。1億円稼ぎたいという人にはそういう面でのメンタルの強さは必要だと思います。
(後編につづく)

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