バラエティでの新境地?川口春奈が女優としての”低評価”を挽回

デイリーニュースオンライン

Photo by guzhongyi
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 2月14日に放送された『徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に、女優の川口春奈(22)が出演。「上京して友達ができないこと」を告白し、視聴者の注目を集めている。

 自身の友達事情について語った川口は、ドラマの撮影現場でも共演者と友達になることができないのだという。さらに、風呂に入っている時もひとりでしゃべり、ひとりで返事をしていることも告白。こうした川口の一面にネットでは、「逆に好感が持てる!」「闇が深いなぁ」「あるある過ぎてホッとした」といったコメントが寄せられた。

 川口は9日放送された『あのニュースで得する人損する人』(同)に出演した際には、同番組で紹介された料理を次々と豪快に食す姿が放送され、共演者や視聴者を驚かせてもいる。

 川口といえば、昨年は映画『にがくてあまい』や『一週間フレンズ』で主演をつとめるなど、若手女優を代表する存在。テレビドラマでも、昨年の10月期ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)に出演するなど、女優としての出演はコンスタントに行っている。しかしその一方で、周辺では“低視聴率女優”という評判も囁かれているようだ。

「『Chef』も同時期に放送されていたドラマの中では、視聴率に伸び悩んだまま終了しました。2013年に主演を担当した『夫のカノジョ』(TBS系)に至っては、8話で打ち切られてしまうなど、彼女の出演ドラマはこれまで目立った視聴率を取れていません。本人自体の演技の評価はそこまで悪くはないんですが、なかなか良作に恵まれない状況が続いています」(芸能記者)

 闇の深い一面や豪快な食べっぷりは、自身の不調な女優業に対するストレスもあるのかもしれない。しかし今回、バラエティで見せた川口の新たな素顔は、今後の芸能活動の方針を見出したのではないかとも言われている。

■コミカルなキャラクターでバラエティ進出も?

「今回は映画の告知要員としての出演でしたが、反響も大きくバラエティに対して大きな爪痕を残すことに成功したといえるでしょう。上昇した好感度を活かして、バラエティ進出も検討されるのではないでしょうか。今回川口が出演した日本テレビでは、女優の二階堂ふみ(22)が『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)に出演しています。こうした活動も期待できるかもしれません」(前出・芸能記者)

 サッカー選手・長友佑都(30)との結婚で話題となった平愛梨(32)も女優からバラエティに進出し、その天然っぷりで様々な番組に出演して成功した。また逆に、篠原涼子(43)のように、伝説のバラエティ番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)のレギュラーとして、最初はバラエティ枠で出ていたが、今では売れっ子大女優というパターンもある。今回の活躍を見た関係者が、川口サイドにバラエティの打診をする可能性は大いにありそうだ。さらには、ある需要も高まるかもしれないとの見方もある。

「バラエティで見せた一面をCMに活かすという手もあります。川口は保険会社のCMで、優柔不断な彼氏に振り回される彼女を演じてきました。このCMは話題を呼び、その後、シリーズ化され放送されました。バラエティで見せた素の部分を、短いCMで活かしていくというのも、今後の活動に繋がるかもしれませんね」(前同)

 思わぬ共感を呼び、視聴者の心を掴んだ川口。好感度を上昇させている今、大きな飛躍の可能性がありそうだ。

文・安藤美琴(あんどう・みこと)
※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。
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