海外で重宝される「ジビエ料理」はなぜ日本で定着しないのか? (2/2ページ)

まいじつ

「実際に、ハンターが捕獲した肉が利用されるのはまれで、9割以上が廃棄されています。銃で駆除すると食用として使えないのです。それに加えて、全国的に獣肉の処理施設が未整備で、捕獲しても持っていく施設がありません。牛や豚、鶏に比べ、日本の消費者の抵抗感は根強いこともあります」(グルメライター)

戦前は旧帝大に狩猟学が存在していたというが、現在は消滅している。一方で、欧州では狩猟学が確立され、生息域や個体数の管理から人道的な捕獲、食肉利用まで担う専門の職業人が存在している。また、英国営林署の職員の1割は野生シカの捕獲係だという。

日本でも狩猟学講座を復活させ、ジビエ料理として活用してこそ、鳥獣の命は全うされるのではないだろうか。

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