履歴書は手書きとパソコン、どっちが正解? きれいに作成するコツとは

就活スタイル

就活ではまず履歴書が必要になります。あなたがこれまでどのような経歴を歩んできたかを表す履歴書ですが、これは手書きの方がいいのでしょうか? それともパソコンで作ってプリントアウトしたものでもいいのでしょうか? 迷ってしまう方も多いでしょう。そこで今回は、履歴書は手書きかパソコンか、どちらが正解なのか、そして作成する際のコツをご紹介します。


■履歴書は手書き? パソコン?

就活中には何枚もの履歴書が必要になります。エントリーするのが数社程度であればまだいいのですが、数十社ともなると一枚一枚履歴書を手書きするのは大変です。元データをパソコンで作成して必要なときにプリントアウトするので済めば楽ちんですよね。

ただし、日本では履歴書は手書きするのが基本です。特に新卒採用の場合には手書きが大前提となっています。というのは、多分に日本の文化・伝統に根差した基準ですが、

●「手紙」と同じで「手書き」の方が一般に価値があるとされる
●手書き文字によって丁寧さ、真摯(しんし)な気持ちが伝わると考えられている

からです。メール添付で履歴書を送付する場合は別にして、郵送、持参したりすることが多いので、履歴書はやはり「手書き」と認識するのが無難です。どちらがいいかな、と迷ったら手書きをおすすめします。

採用担当者は、

●重要な文書を丁寧に書いているか?
●読む人のことを考えてわかりやすく書けているか?
●誤字脱字、ヘンな表現はないか?
●熱意が伝わるものになっているか?

といった点を見ているのです。合理的ではないかもしれませんが、履歴書は手で書くものというのが一般的な認識と言えるでしょう。

■きれいに履歴書を書くコツは?


履歴書を手で書く場合、気になるのはやはり字のきれいさですね。どうも自分は字が汚くて、なんて思う人がいらっしゃるでしょう。うまい字でなくてもいいので、読みやすく丁寧に書くことを心掛けましょう。履歴書をきれいに仕上げるコツは、下のようなポイントに気を付けることです。

●文字は読みやすいように大きめに書く
●文字は丁寧に書く
●誤字脱字がないようにする
●空白は作らない。ただし書き込み過ぎない
●志望動機は別の紙に下書きをして、文章を推敲(すいこう)してから履歴書に書く

けい線があるのではみ出さないようにしなければなりませんが、はみ出さなければいいというものではありません。人事担当者が読みやすいように大きめの字を書くようにしましょう。このような配慮が好印象につながります。

文字は大きめに書きますが、漢字と平仮名のバランスを整えましょう。平仮名は画数が少なく空間が大きく空きます。そこで、平仮名はやや小さめに、画数の多い漢字はそれより大きめにするとバランスがよく、見栄えもぐっとよくなります。

誤字脱字があるのはNGです。同音異義語などの表記には十分注意しましょう。紛らわしい文字がある場合には国語辞典、またネットで調べながら慎重に記入を進めてください。また、後で間違いに気付いても修正液などを使うのはマナー違反。履歴書で修正跡があるのはいけませんので、面倒でも新しい用紙に最初から書きます。

志望動機を記入する際には特に慎重になってください。あなたの気持ちを読み手に伝え、採用につなげなくてはいけません。用紙にすぐに書き出すのではなく、まず別の紙に書いて文章を推敲し、これでいいとなったら履歴書に書くようにします。

手書きはパソコンでの作成に比べてもちろん大変なものですが、手で書いた文字の方があなたの熱意が伝わりやすいという面もあります。上記のポイントを参考に、採用担当者にできるだけアピールする読みやすい履歴書に仕上げるようにしましょう。

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(高橋モータス@dcp)

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