清水富美加と温度差?菊地亜美やユージが”事務所擁護”のワケ

デイリーニュースオンライン

「全部、言っちゃうね。 ~本名・清水富美加、今日、出家しまする。」より
「全部、言っちゃうね。 ~本名・清水富美加、今日、出家しまする。」より

 女優の清水富美加(22)が、宗教団体・幸福の科学に出家するため芸能界を引退するという報道について、同じ所属事務所のタレント・菊地亜美(26)が、自身のTwitterで“しくじり”コメントをしてしまったようだ。

 清水の引退が報じられた2月12日、菊地はTwitterに「私はレプロに所属して10年ちょいだけど、沢山お世話になってるし毎日楽しく仕事してますよ」と投稿。直接的に清水の名こそあげていないが、騒動に言及した投稿であることは間違いない。これに対し、ネット上では「お前は関係ないだろ」「あざといなぁ」「明らかな炎上狙いか、言わされた感じがする」と、菊地に批判のコメントが殺到している状況だ。

 同じ所属事務所の先輩にあたるユージ(29)は、13日放送の『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(TBS系)に出演した際に、清水について「そんな思いをしていたことに、僕自身も気づかなかったことに対しては大変申し訳なかったなと思います」と述べた。また、清水の報告があまりに一方的過ぎることや、もっと周囲に相談をすべきだったとも指摘。さらに、清水が低賃金で働かされたことに関しても、低賃金なのは認めるとした上で、固定給の給料制なのは部署との契約がそうなっているからという説明も行った。こうしたユージのコメントに関しては批判的な声があがらず、冷静で説得力があるという評価が目立っている。

「菊地に対して過剰なバッシングが起きているのは、彼女の“出たがり”というイメージが視聴者に定着しているためでしょう。一部では、あえて菊池にコメントさせることで、息の詰まる雰囲気を一旦柔らかくしようと事務所が仕組んだのではないかともいわれており、菊地からすると、ネットでのこうした反応が出るのはもはや計算済みだったのかもしれません』(芸能記者)

 連日更新される清水の報道が続くにつれ、事務所のイメージもどんどん落ち込んでいる。それだけに、自身のキャラを活かした菊池のコメントは、息詰まる状況にしばしの休息的な効果を狙った“ネタ”だったのかもしれない。

■女優部門に対する冷遇のウワサも

 菊地やユージなど、所属タレントたちが事務所に関するコメントを出す中、一方で関係者の間では、その待遇差を疑問視する声もあるようだ。最近でも、同事務所でのタレント問題として、かつて所属していた女優の能年玲奈(23)がいる。

 現在は芸名を「のん」としているのも、旧事務所から能年の名前が使用できないという「圧力」があるからだとも囁かれている。また、のんが声優を務め、異例のヒットとなったアニメ映画『この世界の片隅に』は各メディアで報道されたものの、テレビでの報道ではほとんどのんについて触れられていない状況だ。

「ユージは芸能部門があるということを説明しましたが、同じ芸能部門でもタレントと女優では待遇格差は大きいのではないかという声もある」(前出・芸能記者)

 引退を決めて個人Twitterアカウントを開設した清水だが、こうした女優業での内情を暴露する日も来るのだろうか。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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