やくみつるの「シネマ小言主義」 これがホラー映画なら評価プラス! 『王様のためのホログラム』 (2/2ページ)
この映画でも、主人公は取引先の受付の女性に何度も「不在です」と嘘をつかれますが、今回のすったもんだでも、現地の人には「引き継ぎ」とか「確認」の発想がまったくないのか、みんながその場しのぎのことを言って埒があきませんでした。
主人公が経験する苦悩を、図らずも体験してしまった自分です。
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■『王様のためのホログラム』監督/トム・ティクヴァ 出演/トム・ハンクス、アレクサンダー・ブラック、サリター・チョウドリー、シセ・バベット・クヌッセン、ベン・ウィショー、トム・スケリット 配給/ポニーキャニオン TOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開中。
大手自転車メーカーの取締役だったアラン・クレイ(トム・ハンクス)は、業績悪化により解任。車も家も妻も失うが、何とかIT企業に再就職する。早速、出張を言い渡されたアランは、サウジアラビアにやって来る。しかし、到着した現地のオフィスは砂漠に立てられたテントで、Wi-Fiもつながらない。そんな中、娘の養育費を稼ぐためにも、国王に「3Dホログラム」を売り込もうとするが…。
やくみつる:漫画家。新聞・雑誌に数多くの連載を持つ他、TV等のコメンテーターとしてもマルチに活躍。『情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)、『みんなのニュース』(フジテレビ系)レギュラー出演中。