逃げる選択もあり？清水富美加に芸能界から”擁護の声”があがるワケ (2/2ページ)
■戦う女性芸能人たち
また西川と同様に、清水に一定の理解を示すタレントが見られるようになってきた。19日に放送された『ワイドナショー』（フジテレビ系）でも、HKT48の指原莉乃（24）が一定の理解を示している。指原はこの話題について、無責任という意見が多いことについて「私はそう思わない」とコメント。辞めると言っても辞められないという現実があると語り、「今すぐ辞めたいと思ったらこうするしかなかったのかな」と発言した。
「アイドルにしても女優にしても、女性は男性よりも旬が早く短いところがあります。清水の件でも話題になりましたが、その旬の時期であっても、ギャラは歩合制ではなく給与制をとるところが多い。こうした辛酸をなめるような状況で、辞めたいと思っても周囲はそうさせてくれないという問題は、指原含めてどのタレントも少なからず抱えている悩みなのかもしれませんね」（前出・芸能記者）
西川や指原のように「逃げる選択もあり」という意見が同業者から出るほど、女性芸能人達を取り巻く問題点は、一般人が思う以上に深いのかもしれない。
- 文・安藤美琴（あんどう・みこと）
- ※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』（セブン＆アイ出版）、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。
