まずは「仕事」。サンウルブズ・堀江、25日の開幕戦見据えじっくり調整。 (2/2ページ)

ラグビーリパブリック

 昨秋から日本代表に入閣した長谷川慎スクラムコーチのもと、最前列の密着感や後方からの押し込みを丹念に確認してきた。

「(組んだ時に)間違っていたら、何が間違っていたかがすぐわかるようにもなってきた」

 5日から約1週間あった福岡合宿などを通し、組み方のコンセプトと詳細を詰めた。だからこそ、正解と不正解の違いを組みながら把握するに至ったのだろう。

「もっと自信を持ってできると思いますよ。去年は形がなく選手だけで頑張ってきたところ、今年はスクラムにも戦術、戦略というものがある」

 件のトップリーグオールスターズ戦では、前半36分、そのスクラムで手ごたえをつかむ。

 敵陣ゴール前の1本をプッシュし、NO8のエドワード・カーク主将のトライを演出しているのだ。

 長谷川コーチの求めるクオリティを保てば、ここ一番の好機で乱れた相手を圧倒することもできる…。そんなイメージを確立できたか。

「前半からプレッシャーをかけ続けることで、タイミング次第でああいうスクラムも組める。全部が全部ああいう(圧倒できる)スクラムにはできないと思いますが、いいタイミングでああいうスクラムを組めるように…」

 この日の練習では、51人いるスコッドのうち2桁の日本代表経験者が練習参加を回避。昨季を1勝1分13敗で終えたサンウルブズは、引き続き選手層の維持に気を張っている。それでも堀江は、「シーズンは長い。ここで焦っても…という部分もあると思う」。地に足をつけ、かつ前向きに本番へ臨む。

(文:向 風見也)

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21日、個別に練習する堀江翔太(撮影:見明亨徳)
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