ジャニーズも見誤った?京本政樹の息子・大我の”女性トラブル”の背景

ジャニーズJr.の6人組で結成された「SixTONES」のメンバーであり、俳優・京本政樹(58)の長男でもある京本大我(22)の女性に対する強姦疑惑が報道された。写真週刊誌『FLASH』(光文社)が報じた内容によれば、京本大我は昨年12月に派遣型性感マッサージ店を利用した際、女性に対してサービスには含まれていない本番行為を強要。ジャニーズ事務所側の弁護士は京本が出張サービスを受けたことは認めているが、性的暴行については否定している。
■京本大我をスカウトしたのはジャニー喜多川社長だった!?
今回の報道で、ジャニーズ事務所は所属タレントの風俗店利用を認めた形となったが、これまで不祥事に対してスルーを決め込むことが多かっただけに異例の対処と言わざるを得ない。このような事態を招くことになった京本だが、元々はスカウトにより自身のキャリアをスタートさせていた。
「騒動を起こした京本大我ですが、スカウトしたのはジャニー喜多川氏(85)本人であることは、ファンの間ではよく知られています。ジャニー氏が、あるレストランで京本一家の旅行の写真を見たのがきっかけになったようですね。その後、父である京本政樹を通じて、ジャニー氏は京本大我をジャニーズに誘います。大我は2006年にジャニーズ事務所のレッスン生としてキャリアをスタート。小学生の時にはすでにジャニー氏による“口説き”は始まっていたようです。“目利き”に定評のあるジャニー氏ですが、今回の不祥事は到底予測できるものではなかったのでしょう」(芸能関係者)
■度重なる女性問題でジャニーズ像崩壊か!?
女性との間でトラブルを起こしたジャニーズ事務所所属タレントは、京本大我だけではない。
「昨年4月にはHey! Say! JUMPの中島裕翔(23)が、泥酔状態で女性に痴漢行為を働いたことが『週刊文春』(文藝春秋)に取り上げられています。嵐の松本潤(33)とセクシー女優である葵つかさ(26)の間に起こった二股報道も、ジャニーズのイメージを少なからず損なっているでしょう」(前出・芸能関係者)
ジャニーズ事務所に所属するタレントのスキャンダルな報道がされる度に、これまで築き上げられてきたジャニーズ像は崩れていくのだろう。
- 文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
- ※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。