木村拓哉『A LIFE』のような失敗は許されぬ?新作映画で”正念場”

デイリーニュースオンライン

Photo by Pixabay(写真はイメージです)
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 木村拓哉(44)がいよいよ土壇場に追い詰められている。現在、SMAP解散後初の主演ドラマ『A LIFE ~愛しき人~』(TBS系)が放送されているが、第5話までの平均視聴率は13.8%と異例の低空飛行。今クールのドラマでは好成績だが、“天下のキムタク”にしては物足りない数字だ。そんな中で15日、主演映画『無限の住人』の完成報告記者会が行われた。

「木村さん主演のドラマの最低視聴率は『アイム ホーム』(テレビ朝日系)の19%です。このままいけば今回のドラマでワーストを更新し、“キムタクブランド”が崩壊してしまいます。それを挽回するためには、映画『無限の住人』のヒットは是が非でも成し遂げたいところ。しかし、専門家筋ではこの作品にも危険信号が灯っています」(テレビ関係者)

 それは今作が最近の流行となっている人気漫画の実写化映画という部分にある。人気漫画の実写映画化には常に付きまとうキャスティングへの不満がはやくも噴出しているのだ。制作発表から、「木村ではキャラクターのイメージに合わない」との声が上がっていることに加え、これまでにも人気漫画の実写映画化で不評を集めている三池崇史監督(56)が携わっていることも関わっている。映画関係者は話す。

「三池監督は『バイオレンス描写には定評がある』などと言われていますが、実際はスポンサー筋にウケが良く金集めがうまいので量産できているタイプ。何でもかんでもオファーを受け、撮影のテイク数も少ないので、スケジュールが取れない売れっ子俳優の作品に適している。それだけに『テラフォーマーズ』など駄作も多かった。いわゆる、業界の諸事情にうまく対応できる”大人の監督”として知られています」

■ジャニーズの現場介入で描写ソフト化の懸念も?

 今回の『無限の住人』は木村拓哉、そしてジャニーズ事務所の威信を賭けた作品ともいえる。しかし、期待が大きいだけに、ある悲劇が起こってしまう可能性がある。

「撮影現場には藤島ジュリー景子副社長(50)が頻繁に顔を出し、内容にも相当注文もつけていたといいます。三池監督は物分かりがいい人なので、これまでにも実力者の注文通りに映画を仕上げてきた。とくに『無限の住人』は残虐描写とバイオレンス性が売りですが、ジュリー氏からの要望で、ソフトな内容になっている可能性も否めません」(前出・関係者)

 正念場となる『無限の住人』のヒットのために、宣伝活動も積極的に行っている木村拓哉。『A LIFE ~愛しき人~』のような失敗はもはや許されない状況だ。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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